「どうしたいか」より「どうありたいか」

1月30日の「賢者の会」にちなんでです!

ゲスト講師をお願いする
錦戸かおりさんの
働く女性が35歳の壁を
乗り越えるためのヒント

(河出書房新社)
という本ですね。

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キャリアカウンセラーという立場から、
35歳という節目を向かえた
女性たちへの仕事指南の本
……なんて考えたら、この本は大間違い。
「なんでそう売ったんだろう」と
思ってしまうくらい、
じつはもっとスゴい本なんです(笑)

ええ、だから何歳の人が読んでも役立つし、
男性が読んでも、
出産のような項目を除けば、役立ちます。

それはまさに表題のテーマ、
「どうしたいか」という視点から
「職種」や「スキル」を追いかけるより、
自分が「どうありたいか」を考えて、
そのための努力をしていったほうがいい
……という部分ですね。

確かに、なるほど! なんです。
絶対、キャリアづくりもそうだし、
仕事もうまくいきます!

たとえば本書には、
「できる女性」と「普通のOL」の能力に
差はない!……とあります。

私の知っている方にもいます。
外資系企業に務めている女性ですが、
あんまり仕事に追われず、
自分の時間をできるだけつくりたかったんです。

で、何をしたかといえば、
パートさん担当になったのをいいことに、
彼女たちを密かに鍛えて、
細かい実務的な仕事を全部、
任せてしまえるようにしてしまった。

だからパートさんからは
ボスのように慕われている……。
これ、ものすごく「できる」んだけど、
本人はまったく、その自覚はないわけです。

スキルでなく、仕事内容でなく、
追いかけたのは「自分らしさ」。
そんな適当でいいのか? と思うでしょうが、
実際「自分がやることはこれだ!」と決めて、
「どうしたいか」に邁進した人のほうが
案外と苦労したりします。

人のことは言えないですよね。
編集者から作家になった私も、
いまは「ITのこと」だとか、
「コミュニケーションのこと」だとか、
もっと幅広いことに興味を持っていれば
どれだけ楽だったか(苦笑)
まあ、それでも多種に踏み出してはいますが……。

「あれやりたい」「これやりたい」とか、
「私はもっとこうありたい」うん「今のこれじゃないな」
……と、
そんな感じで“ゆるく”でいいんです。

それができなくて
務めていた会社に居づらくなり、
円満退職はできなかった私ですが、
今日、楽しく打ち合せをしてきたのは、
他ならぬその辞めた会社です(笑)
「自分のまま」で付き合えれば、
人との関係性だって変わるんですね。

30日も面白い話を聞かせていただけそうです。
興味ある方は、ぜひにです!

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