必ず届く「祈り」はある

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今日から5月、残念ながら東京は

緊急事態宣言下になっています。

まあ、「ゆっくり心と体を休めましょう」という

ゴールデンウィークですね。

遅くなってしまいましたが、

そのゴールデンウィークの最初、4月29日は

「昭和の日」でした。

もともとは昭和天皇の誕生日だった日です。

 

新聞に昭和天皇の、こんな言葉が載っていました。

 

「雑草という草はない。

どんな植物にも皆、名前があって、

それぞれ自分の好きな場所で生を営んでいるのだ。

人間の一方的な考え方で、

これを雑草と決め付けてしまうのはいけないよ」

 

生物学者でもあった昭和天皇、

「皇居の掃除をした」という報告をした部下の方を、

諌めてこうおっしゃったのですね。

学者というだけでなく、

天皇は「言葉」の重みをよく知っていたのでしょう。

 

「雑」なんていう言葉を使うのは、よくない。

それより、皆が持っている「いい部分」を

もっと評価すべきだ……ということですね。

そういえば人気の漫画『呪術迴戦』に、

「シャケ、シャケ」とか、

意味のない食べ物の名前しか言わない先輩が出てきます。

おかしいのですが、ようするにそれは

「呪詛」の能力をもった人だから。

 

言葉で言った通りのことが現実に起こるから、

気軽に何かを言うのをとことん避けているわけです。

古来、天皇もそんなふうに、

「言葉を現実化させる力をもった人物」とされてきました。

 

だから日照りが続くと、

「雨が降るように」という祈願を常に行ない。

今のように感染症が広がっているときは、

これを打ち払う

「疫病がなくなりますように」という祈願を

先頭になって行う役を担います。

現在の皇室ももちろん、

それを実践されているわけですが、

この役を復活させたのは、

他ならぬ昭和天皇だったと言ってもいいでしょう。

 

戦争に負けた後、

ご存じの通り日本国憲法の下で

天皇の役割は「象徴」になります。

 

「それなら」ということで

昭和天皇は戦争によって衰退した全国の地をめぐり、

「必ずこの国は再生します」

「皆が幸せに暮らされる時代が必ず来ます」

「平和な世の中は必ず来ます」と。

プラス方向の呪詛をずっと、

繰り返したわけですね。

 

だから世の中は平和になった

……とは言いませんが、

そんなふうに私たちの国は「言葉の力」で

守られていることも事実なのでしょう。

できれば私たちも「いい言葉」を使い、

ゴールデンウィーク明けには少しでも

「いい兆し」が見れるようになってほしいですね。

[Words of Wisdom〜君はこの言葉を知っているか?]