「小さくすること」で可能になるもの

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公園を通ったら、キレイに咲いていました。

こちら。

ヒマワリか?

でも、まだ季節は5月。

しかも、やけに小さいヒマワリだし……。

 

これは最近増えてきた、

「ミニひまわり」という品種だそうですね。

「小夏」なんていう言い方もあります。

 

自然に生えているものではありません。

通常のひまわりを品種改良して生まれたものです。

「ミニひまわり」の大きさは

1メートルを超えないのが原則。

小さい分、早く育つため、

春にはこうやって花が咲いてしまいます。

ただ、ひまわりのような種は、

なかなか付けにくいそうです。

 

世界中で愛される「ひまわり」ですが、

そもそもは食用、あるいは油をとるために、

栽培されたものだとのこと。

 

大航海時代、アメリカ大陸から

ヨーロッパに持ち込まれたのが

世界に普及するきっかけだったそうですね。

 

だから花より種が重要で、

大きく大きく育つことが理想とされました。

 

でも一方で、ゴッホの絵が象徴するように、

明るい色の花は、

その昔から多くの人の心を癒してきた。

だから家で育てられるようにと、

小さくするための改良は、

ずっと試みられてきたんですね。

家で育てたり、花瓶にさしたり……と、

小さくすることで

可能になることはかなりある。

 

「自然に逆らうのではないか」と

思ってもしまいますが、

そもそもひまわり自体、

人間に育てられるようになったことで

ある意味、自然からは離れているわけです。

柴犬と同じような理屈でしょうね。

 

種から簡単に栽培できるようなので、

興味ある方は植えてみるのもいいかも。

「ひまわり」って、

じつはけっこう好きだから

家に植えてみようかな。

 

[公私混同の時間]

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