千利休が愛した300年の味

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こちら、お土産にいただいたもの。

「堺名産」とありますが、有名なお菓子。

「けし餅」ですね。

 

発祥とされる

「小島屋本家」ではなく、

普及している小島屋さんのもの。

ポピュラーなのはこっちでしょうね。

けし餅は、なんといっても

300年の伝統を持つお菓子です。。

生まれたのは江戸より前の安土桃山時代。

 

かの千利休が、「お茶菓子」として愛し、

広めたとされます。

 

その特徴は、お餅の表面を被う、

見事な「けし粒」。

 

けし(芥子)の実は、

アヘンの材料にもなりますので

今は栽培も禁じられています。

でも、その昔はインドからもたらされ、

関西では広く育てられていたんですね。

 

その種子を、お菓子に使うという

大胆なアイデア。

まあ、このケシには

麻薬効果も鎮痛効果もないのですが、

プチプチと心地いい食感を楽しめますね。

じつはほんの微量ですが、

種にもモルヒネの効果はないわけではないとか。

だから国によっては

種子の使用も禁止されていたりするのですが、

それ以上にケシの味は、

世界各国に食用として長く愛されてきた歴史があります。

 

なので、普通は発芽しないように熱処理をして、

お菓子などに入れることが許可されているそうです。

考えてみれば今の日本でも

アンパンなどに使用されていますね。

ちなみに「けし餅」の値段は、

通販で6個入り1000円くらい、

 

少し高めですが、

なめらかな餡子、柔らかいお餅と、

アクセントの非常に効いたお菓子になっています。

気になる方はぜひどうぞ!

 

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