美しく、あたたかく、そして恐ろしい

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画像は熱海の山の上から

海のほうを見下ろした光景ですが、

師匠とも言える「ドクター」こと

佐藤富雄先生がかつてオフィスを構え、

いまも眠っている地。

それだけに何度も訪れ、

よく見知った風景だったのですが、

本当にとんでもないことになってしまいました。

大雨による土砂災害、お見舞い申し上げます。

 

熱海の海にクルーザーを浮かべていた先生、

この町をよく「モナコ」にたとえていました。

 

切り立った山々が、海を取り囲んでいるような景観。

だからこそ美しいのですが、

そのぶん自然の怖さは持っているのですね。

 

じつは今回、土砂災害があった伊豆山。

「伊豆山神社」がありますが、

そこに隣接して郷土資料館があります。

 

かつて佐藤先生と協力して、

「住む環境が人生を変える」といった

テーマの本をつくったことがあります。

そのとき先生が住んでいる熱海の町になりたちを

調べなければいけないということで、

何度もこの辺を訪れているんですね。

 

一見地味にも見える伊豆山神社、

そのご神体はズバリ、

伊豆半島そのものと伊豆諸島です。

 

そう言うと穏やかで優しい土地のイメージですが、

じつは太平洋に浮かんでいた島が

プレートの移動で本土に食い込み、

強引に山を押し上げてつくったのが

この土地の成り立ちです。

 

だから急峻であり、荒れるときは荒れるんですね。

 

もちろんそうした荒さはが美しい町をつくり、

温泉のある住みやすい町をつくりました。

 

町に限った話しではありませんが、

美しく魅力的だからこそ

その奥にある危険というのを

私たちは知っていないといけないですね。

 

コロナもあり、ずっと行くことができずにいる

熱海の町。

また落ち着いたらぜひ、

復興祈願を兼ねて訪ねたいです。

 

[公私混同の時間]