変わっていく「車がある生活」への夢

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JRの目黒駅と恵比寿駅の間に、

「日の丸自動車」という教習所があります。

電車からも「日の丸」のついた

特徴的な建物が見えますね。

 

今から20年以上前、

私は「ペーパードライバー講習」で

ここに通っていました。

30歳になる記念で、自分の車を買おう!

でも大学時代に免許を取って

ずっと乗っていませんでしたから、

再講習を受けていたわけです。

 

当時そこへ行く道すがらに、

トヨタの販売所がありました。

 

そのとき展示されていたのが、

ヨーロッパで販売されていた

「ヤリス」という車。

今はその名前に戻っていますが、

「もうすぐ日本発売」ということで、

「ヴィッツ」という名で売り出されます。

 

今のデザインと違って丸っこい外見でしたが、

ペーパードライバー講習に通う途中で

ずっと見て思っていたんですね。

「絶対、あれ買おう!」

 

やがてこの車は、

自分が所有した最初の車になりました。

会社員時代、結構長く乗ってましたね。

 

いまでもそんなふうに、この通りは

「これから車を買う人や」

「免許を取る人」が毎日のように

通っているのだと思います。

 

でも、残念ながら、

すでにトヨタの販売所は

なくなっているんですね。

 

だから車の展示はない、のですが、

代わりにあるのはこちら。

ENEOSの「水素ステーション」です。

水素ステーションとは、

ようするに「水素自動車」が燃料を入れるところ。

2020年現在では、

全国に135カ所があるとのこと。

 

でも、水素自動車なんて買えるのか?

 

じつはトヨタの「MIRAI」という車だけが、

唯一マイカーとして買える「水素自動車」なんですね。

あと2種、ホンダ製とベンツ製は、

リース契約で乗れるそうです。

 

そのトヨタさんは、ENEOSと提携している。

そうした経緯で、

現在はステーションになっているのでしょうが、

「これから車に乗る人」に向けて、

いまは「新しい車体を見せる」のでなく、

「車がつくる新しい未来」を見せようとしている。

 

と、そこまで計算しているのかどうか知りませんが、

車に乗る若い人の意識も変わっていますからね。

 

「これから君たちが乗る車は、

ガソリンでなんて動かないんだよ」と。

それはそれで

新しい「車のある生活」をイメージするのに

貢献しているのかもしれません。

 

時代の変化を感じますね。

 

[効率無視の仕事術]