日本人が愛した「ガマ」の穂綿

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梅雨明けの今日、

ものすごい暑さになりましたね。

私は午後はずっとダウンしてましたが、

皆さんは大丈夫だったでしょうか?

 

とくに外では、人との距離を置いたら、

マスクを外す習慣を

徐々につくっていくことも必要でしょうね。

医療もそれを勧めていますから。

 

そんな今日は、一部の地域で

お盆の始まる日でもありました。

東京はそうでありませんが、

父などは7月お盆の地方で生まれていますから、

まあこんなふうに仏壇に花を供えています。

そのなかでニョキッとしたものが1本。

最近は使われるのも珍しいかもしれません。

ガマの「花」ではなく、

雌花のなれのはてのようようなもの。

「穂綿」というブラシ上のものですね。

 

「ガマ=蒲」で

水辺にたくさん生える、背の高い草。

そうそう身近では見る機会も少なくなっています。

でも、じつは日本人にとっては

昔から非常になじみ深い草でした。

 

「かまぼこ=蒲鉾」にしても、

「ウナギの蒲焼き」にしても、

じつはこの「蒲の穂綿」に形が似ていることから

名づけられているわけです。

 

ただ、この「蒲の穂」が馴染み深かったのは、

ここにつく花粉が、

傷薬として使われてきたからでもあります。

 

それはもう「因幡の白兎」の話に

出ていますね。

 

「古事記」にも登場する

出雲の国づくり神話ですが、

大国主さん(大黒さま)は、

ワニ、あるいはサメに毛をむしりとられた

ウサギに対し、

ガマの穂の上で寝転がらせたわけです。

 

その結果、傷が治ったということになっています。

 

ちなみに「ガマガエル」というのは、

油がこのガマの花粉のような効果があるから

……と名付けれているそうですが、

こっちはちょっと信憑性薄いようです。

 

いずれにしろ日本人がずっと

愛着をもって使ってきた「蒲の穂」です。

忘れずにその記憶だけは

継承していきたいですね。

 

本格化する夏も、がんばって乗り切りましょう。

 

[公私混同の時間]