コスモスの花と宇宙

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画像は、「コスモス」と思いますが、

秋桜なんて言うから

秋に咲くのかと思いきや、

じつは1年中咲くようですね。

 

こんなふうに、

ふと植え込みの中に発見すると、

ちょっと感動したりします。

 

この「コスモス」。

そもそもはギリシャ語で

「秩序」の意味で

使われていた言葉だそうです。

 

その「秩序」の意味から

「宇宙」を指す言葉に使用したのが

ギリシャの哲学者、ピタゴラスでした。

 

ピタゴラスといえば、連想するのは「数」。

この世の中は秩序だった数から

構成されている。

それを最も象徴するのは宇宙全体だ……と。

 

で、秩序ある宇宙を「コスモス」と呼び、

そうした宇宙観を「コスモロジー」と

呼ぶようになったわけですね。

 

それはこの世の中に

法則性を見出そうとする考え方。

道教や仏教など

東洋の哲学と通ずるものはありますね。

 

そんな宇宙の秩序を、

どいうわけか新種の花を見つけたときに

直観した方がいたわけです。

 

なんでも17世紀のころ

新大陸のメキシコを訪れていた

スペインの宣教師だそうですが、

小さな花ではあるけれど、

その広がり方とバランスは

宇宙の秩序そのものではないか……と。

 

よくそんなふうに連想できたなと感心しますが、

この花がやがて「コスモス」と

呼ばれるようになるわけです。

 

目の前の小さな現象から、

その奥に広がる大きな世界を想像する。

これ、とても重要なことと思います。

 

最近、私などが思うのは、

文章の発信が非常に難しいこと。

なんせコロナにしろ、オリンピックにしろ

世の中の意見が大きく割れていますものね。

 

正論が必ずしも喜ばれるわけではないし、

過激な論が、それを信望する人々には

受け入れられやすい傾向もあります。

 

ただ、「どっちが喜ばれるか」ではなく、

小さな現象の背後にある、

大きな本質はつねに考察していきたい。

たかが花ではなく、

その花がある世界の美しさに目を向けようよ

……ということでしょうか。

 

なので、この花を

「コスモス」と名付けられるセンスを

私は磨いていきたいなぁと、感じていたりします。

 

[効率無視の仕事術]