「与えられた時間」の価値を知る

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「開催させていただいたお陰です」

 

涙を流してのそんな言葉、

オリンピック初日にして

日本人初の金メダル。

 

柔道60キロ男子、高藤直寿選手の言葉ですね。

東京オリンピック、1日目から

何だかスゴいドラマが展開しています。

 

ほんの一瞬の集中力の切れで、

おそらくは最後のオリンピックが終わってしまった

体操の内村選手。

判断のミスで、致命的な結果を招いてしまった

水泳の瀬戸選手。

おそらくは当人たちを攻められる問題ではない。

これが勝負の世界なんですね。

 

それに対して、リオでの失敗を胸に秘め、

ひたすら「負けない柔道」に徹し、

最後は反則負けをもぎ取った高藤選手。

 

それだけ「この瞬間」に対して、

ずっと準備を続け、

ひたすら集中力のピークを

合わせてきたということなのでしょう。

 

「皆さんのお陰」と、

ひたすら感謝の言葉を述べていました。

 

私たちはこれまで

「オリンピックは辞めるべきだ」とか

「やるべきだ」「延ばすべきだ」と

議論を続けていたのですが、

そのなかで自分たちが

奪おうか与えようか議論している

「選手たちの時間の重み」を

果たしてどれだけの人が理解していたのか

少し疑問にも感じます。

 

決してそれは

「選手たちだから」という問題ではありません。

 

たとえば現在も東京は、

緊急事態宣言がかかっています。

そのなかで「今、与えられている時間」を

どう使うべきかの責任は、

やはりみんなにのしかかっています。

 

でも、街中を見れば、

あんまり全体貢献を考える人は、

いなくなっちゃってますよね。哀しいことに。

 

選手たちの時間をどうするべきか議論する前に、

もっと私たちは

「今、自分がやるべきこと」に

時間を使うことをまず考えるべきではなかろうか、

 

選手たちを見て、

逆にそういう気持ちになりましたね。

 

[効率無視の仕事術]