目黒と田町の、切り離せない関係!

 

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画像は目黒と恵比寿の間、

「日の丸自動車」という教習所の近くになりますが、

「三田春日神社」という神社です。

神社といっても、道沿いに祠や鳥居があるだけ。

神主さんもいない小さなところですが、

由緒書きにはこうあります。

 

「956年、村上天皇の節句に

武蔵国の国司だった藤原氏が、

氏神の奈良春日大社の神霊を勧請した……」

 

平安時代にさかのぼる、

ものすごく古い神社だったんですね。

 

そこで「三田」といえば、

目黒でなく、多くの方が想像するのは

田町の辺りでしょう。

 

じつは慶応大学の隣に、

ほかならぬ

「三田春日神社」があったりします。

 

両者は同じもの、というか分家の分家のようなもの。

最初に目黒に勧請し、それから田町へ。

両者は同じ領地に属していたんですね。

 

すると「三田」という地名の正体も

想像がつくかもしれません。

「三田=みた=御田」ということで、

天皇の直轄地であり、藤原氏が経営する

関東の稲作地の1つだったわけです。

 

ただ海のそばにあり、

江戸時代には薩摩藩の屋敷などもあり、

大勢が行きかう場所になったのが

田町のほうの「三田」。

 

一方で一貫して田園地帯だった

目黒の三田は、

だんだんと神社自体も寂れていった。

で、いつしか分家のほうが、

本家より主流になってしまったようですね。

今の神社も、

三田のほうの春日社が再建したもののようです。

 

ただ、歴史の古さは、

こちらのほうが上ですから、

ないがしろにしてはいけないかもですね。

 

ちなみに「目黒区三田」には、

恵比寿ガーデンプレイスも一部

入っています!

 

[仕事ができる人の歴史入門]