オリンピックの年の終戦記念日に

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8月15日は、

76回目になる終戦記念日でした。

今年もコロナのため、縮小されたのは残念ですが、

追悼と平和のためのイベントは各地で行なわれたようです。

 

考えてみれば、つい先日まで、

私たちの国は

「現在、世界平和を実現するための1つの試み」

として4年ごとに行なわれている

オリンピックを終えたばかりでした。

 

2回目になる「難民団」の代表が、

今年も29人、11カ国で参加したり。

 

世界史的には、そもそも

「戦争を引き起こしたダークサイド側の1人」に属する我が国の

広島にある原爆ドームを、国連に属するIOCが公式弔問したりと、

画期的なことは結構ありました。

 

ただ、コロナ禍でオリンピックをすることへの批判や、

IOC会長の個人的な奇行によって、

その意義が薄れてしまったのは、

ちょっと残念でしたね。

 

第2次大戦によって亡くなった方というのは、

どんぶり勘定ですが、推定で

世界6500万人〜9000万人と言われます。

 

それに対し、現在、猛威を奮っている

コロナウィルスによる死者は、

世界で累計450〜500万人。

 

これだけの世界的危機を引き起こしたコロナですら、

「戦争」に比べれば、まだまだ小者。

そのパワーは、20分の1くらいに留まってしまうわけです。

 

しかも76年経った現在でも、

二次大戦後の東西冷戦によって

分断された痛みをずっと引きずっている

アフガニスタンで、今日に政変が起こったとか。

タリバン政権ができたもようで、

戦争がまた、

度重なる戦争を引き起こしているわけです。

ちょっとこの先が心配です。

 

「そんな他国のことより、

いま、自分たちに差し迫っている問題のほうが

ずっと大切だろう!」

 

そう言いたくなる気持ちはわかります。

 

でも、じつはこの

「他国より自分たちが助かるのが先でしょ」

の思考が、結局のところ

戦争を引き起こしているわけです。

 

そう76年前は、世界の人々が総じて

「自分たち優先」の決断をした。

結果、現在のコロナの20倍という

犠牲者が生まれました。

 

私たちは、効果は不明にしろ、

そんな過去を繰り返さないために

継続されるイベントを

強引にでも「やる」という選択をした国に

いま世界ではなっています。

 

そのことはこの終戦記念日に、

ちゃんと国民が認識しているべきだろうな

とは思いますね。

 

こちら今回オリンピックの難民代表団。

メダルがなくても、

素晴らしいメッセージを世界に発信しました!

[仕事ができる人の歴史入門]