日別アーカイブ: 2021/08/25

入院中に一気に読んだこの小説

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もう1週間前になりますが、

白内障の手術で一泊の入院をしました。

 

できるだけその間、

目を休めるように考えていたのですが、

やっぱり時間はあります。

 

じつは面倒くさいから、

カードを買って、イヤホンを付けて

「テレビを観る」ということもしなかったんですね。

パソコンも開かない、スマホもできるだけ見ない。

余った時間は、せっかくだから本を読もう……と。

 

それでパートⅡ、パートⅢと

一気に読んだのがこちら、

褒田哲也さんの

『ジウ』(中公文庫)ですね。

 

人気の小説で読んだ方も多いと思います。

それ以上に

テレビドラマで観た方も多いかもしれません。

「ジウ」と呼ばれる

謎の中国人犯罪者を軸に引き起こされる

スケールの大きい警察小説。

 

私はドラマも見てなかったし、

褒田作品らしく、

何も考えずに展開を楽しめるからいいのではないか。

 

正直、痛々しい描写は、

ちょっと入院患者向けでない部分もありましたが(苦笑)、

誘拐事件から

最後は国家転覆のテロにまで発展していく物語は、

ついつい時間を忘れさせてくれます。

一気に読んでしまいました。

 

この物語の魅力は何と言っても2人の主人公です。

 

どちらも女性の警官で、

1人は「皆を守りたい派」。

力はないけど、とにかく優しさで

出会った人をすべてを

「幸せにしたい」と考えるタイプ。

犯人との交渉役を担う刑事になっていきます。

 

もう1人は「皆を倒したい派」で、

あらゆる格闘技を駆使し、

出会った人すべてを薙ぎ倒したい。

特殊部隊の隊員になっていきます。

 

当然ながら正反対で、

互いに対立する立場になっていく。

大きな犯罪が息もつかせないテンポで進行する中、

この2人がお互いを理解し、

協力し合う流れもできていくわけです。

 

合う、合わないの好みはあるでしょうが、

「面白そう」と思う方は

ぜひ小説で読んでみてはいかがでしょうか。

 

[常識転換の読書術]