違う人々が「共生」できる新しい世界へ

毎週配信メルマガ「賢者の会」通信はこちら

 

今日は「東京パラリンピック」が無事に閉会しました。

オリンピックから続いていた、

東京が世界の中心となっていた日々も、これで終わりですね。

画像はトライアスロンの谷真海選手が、

インスタグラムに投稿して

話題を集めている写真だそうです。

 

ビートルズの「アビーロード」のジャケットに似せた写真。

まあ3人ばかり多いのですが、

それぞれ選手たちは違う箇所に障害を持っている。

でも、それぞれが個性を生かし、

対等な関係でチームとなり「共生していく社会」を

これからは目指していくんだというメッセージですね。

 

実際、今回の東京パラリンピックは、

「We the 15」

というメッセージを掲げていました。

 

「15」というのは、

「世界の15パーセント」ということ。

それが障害者の割合になるのですが、

目指すのは「差別を撤廃する」なんていう初歩的なことでなく、

15パーセントが社会に融合し、

それぞれの個性を発揮できる社会。

 

たとえば足の代わりに

車椅子でバスケをやる人がいる。

手の代わりに口のラケットをくわえて

卓球をやる人がいる。

それはもう「障害」ではなく、

対等にそのやり方でできるんだから

「個性」でいいじゃない、ということですね。

 

残念ながら今回、コロナのお陰で、

「東京のこっち側の世界」と

「アスリートのいる向こう側の世界」が、

まったく別物のようになってしまいました。

 

ただ、コロナでなくても、差別に対して無頓着で

大会前から問題が出ていたように

意識の低いところがある日本社会です。

そのぶんメッセージが弱くなってしまったのは、

残念かもしれません。

 

でも、共生の社会は確実に来ているんだろうな

……と思うのは、

たとえばこの1年くらいの私の本に関する仕事でも、

著者先生が障害者であるというケースが2件くらいあります。

 

それも別に「障害の克服」をテーマにした本でもない。

心に障害をもっていた医師と、

目に障害をもっている会社マネジャー。

ごく普通にそれぞれの分野で活躍し、

本が書けるだけの実績をつくってきた方々です。

 

つまり、すでにそれぞれが個性を生かし、

成功者になる方も続々と出てきている。

「差別を持っている人」は、

もう「時代遅れ」として淘汰されていくし、

企業などでも「違いを生かせるかどうか」が、

これから問われてくるかもしれませんね。

 

せっかくパラリンピックを開催した日本なのですから、

本当はちゃんと意識的な改革をするべきなんだろうけどなぁ……。

 

[効率無視の仕事術]