たったひと言が人を「蘇生」させる

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こちらの画像、たまたまジョギングで

お寺の境内に寄ったとき、ふと気になったもの。

「蘇生と申すは、よみがえる義なり」

 

日蓮さんの言葉だそうですが、

そのまま聞くと、何やらゾンビでも作りそうな

「復活の儀式」を想像してしまいます。

 

スピリチュアルな話かと思いきや、

説明を読むと、かなり意味は異なっているようです。

 

あるとき修行をしながら、

「自分はいつまで経っても成長できないなぁ」と

行き詰まりを感じて、

悩んでしまっているお坊さんがいたそうです。

 

日蓮さんは彼に言います。

「お前はそう感じているかもしれないけど、

後輩たちを見てごらん!

皆、お前に憧れて、

一生懸命に修行をしているじゃないか。

そんなふうに人に憧れる存在になった今、

『自分は成長していない』なんて悩むのは

おかしいだろう?」

 

お坊さんは、ハタと気づき、

自信をもって再び修行に専念するようになった

という話ですね。

 

つまり、日蓮宗で言う「蘇生」とは、

「物事が活性している状態に戻る」ということ。

 

落ち込んでいる気持ちが解放されたり、

行き詰まっている仕事が再生することも

すべて「蘇生」に当てはまるわけですね。

 

だとすれば私たち、

これから「蘇生」が必要なことは

たくさんあるでしょう。

 

長いコロナの時代で

下がりっぱなしのモチベーションに、

長く離れている人間関係に、

いつまでも元通りにならない仕事。

もう「よみがえった状態」すら、

わからなくなってきています。

 

ただ、たった一つの相手を思いやる言葉が、

「蘇生」をうながすこともある。

 

そんな「蘇生の義」を

これからは意識していきたいですね。

 

[コロナ後の未来へ]