「まっくろくろすけ」の日々

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じつはこの数日、

「まっくろくろすけ」に悩まされていました。

 

知っているでしょうか?

『隣のトトロ』に出てきた黒い小さなやつですね。

たとえば明かりをつけると、

2、3匹がその辺を走ったり。

ご飯のとき、箸を取ろうとすると、

サッと手元をかけぬけていったり。

あるいは、パソコンと自分の間を

フワフワと浮いていたり……。

 

これ、映画での正体は「妖怪」なんですが、

まさかそんなスピリチュアルな話を

しようというわけではありません。

 

「飛蚊症(ひぶんしょう)」

というんだそうです。

「蚊が飛び回っているように見える症状」

ということですね。

 

原因はさまざまですが、

じつは目の中には細胞の塊だったり、

繊維だったりというものが浮かんでいます。

それが光の加減によって、見えてしまう症状。

 

通常は補正がかかって、

気にならないくらいに目は無視しているのですが、

これが多くなるのは、網膜剥離などの場合。

あるいは白内障の手術をしたあとでも、

急に光が入るようになるので、

慣れるまでの数日間に、発生することがあるようです。

 

実際、2、3日で治ってきましたから、

私も手術の影響なのでしょう。

大丈夫だろうとは思います。

 

でも、いろんなところで黒い塊が動き回りますから、

ちょっと嫌な感じにもなりました。

つかもうとしてつかませんからね。

 

ただ、よくよく考えれば、

「まっくろくろすけ」の原因になるものは、

確実に目の中にあるわけです。

言い換えるなら、

私たちの目に見えている世界は、

正しくそこにあるものをとらえているわけではない。

目は見えている世界を加工し、

私たちにとって生活しやすい世界を

目の前に映し出してくれています。

 

その点では目に感謝するとともに、

「目の前にあるものだけが事実でない」ことを

認識しなければいけません。

 

考えてみれば、

「何をどう見ているか」なんて

人によって違います。

自分だけの視点で物事を判断するなという、

これは一つの教訓なのかもしれませんね。

 

「まっくろくろすけ」も、

あまり見えなくなると、今度は寂しくなるかもなぁ。

 

[公私混同の時間]