思いを書き続けるからこそ、できることがある

毎週配信メルマガ「賢者の会」通信はこちら

 

「私にとって書くのは一番楽しいこと」

 

そんな思いで、99歳まで作家活動を続けていた方。

瀬戸内寂聴さんが、

お亡くなりになったそうですね。

本当にお悔み申し上げます。

 

仮にも自己啓発を本を書いている人間ですから、

私も寂聴さんの本を何冊も読んでいると思います。

 

ただ、私が知っている僧侶であって

癒しを与えてくれる寂聴さんは、

50代以降の剃髪してからの姿。

 

それまではより自由奔放で、

恋に生きる女性を全面にさらけだし

文章活動をしていたんですね。

 

そうは見えなかったのですが、

99歳ですから、結婚も戦中のことだったとか。

 

その後、我が子を捨てて不倫。

批判を浴びながらも、

女性としての自らの思いを文章にして

人気作家になっていった……。

 

けれども一方では、

そんな自分を切り離すかのように50代で出家。

 

それから般若心経の本を書き、

「人の悩みを聞いてくれる作家」として

活躍するようになっていったわけです。

 

壮絶な生き方をしてきた自分自身と、

絶えず「書くこと」を通して向き合ってきた。

 

だからこそ、多くの人の思いを受け取り、

共感され、

気づきを与えることができたのでしょうね。

 

毎日のように文章を書いていていれば、

「何でそんな意味のないことをやっているの?」とか、

「質が悪い」と批判する人も出てくる。

 

それでも「書き続ける」のは、他の誰でもない。

自分のためなんだろうなと、

寂聴さんの生き方を見ると

ものすごく勇気づけられますね。

 

「源氏物語」のような古典の復興にも、

大きな功績を残した寂聴さん。

私も小規模ですが、

偉大な作家たちがつづってきた長い歴史の中で、

少しでも役立つことができるといいですね。

(写真はITmediaより)

[Words of Wisdom〜君はこの言葉を知っているか?]