カテゴリー別アーカイブ: 夏川の書いてきた本

夏川の振り返り18〜『働く「しあわせ」の見つけ方』

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夏川がこれまで出版してきた本の「振り返り」。

18冊目は非常に思い出も深いこちらの本。

 

『働く「しあわせ」の見つけ方』

というものです。

かんき出版さんから、

2010年5月に発売されています。

そんな前になるんですねぇ。

 

作家、ライター、編集者としても

本をつくるに際しては、

「事例集め」という作業が重要になります。

 

本で読んだり、人から話を聞いたり、

あるいは誰かから教えてもらったり、

これまで本当に多くの

「仕事に関するエピソード」に接してきたのですが、

本書はその中から、

「いい話だなぁ……」と思われるものを

寄せ集めたもの。

 

だから書いていながら、

とてもあたたかい気持ちになりました。

こういう仕事は本当に楽しいですよね。

イラストも友人の、押金美和さんに

お願いすることができました!

 

あとは児童養護施設で働く方に取材をしたり、

世界的なダンサーに、

メールでお話をうかがうこともありましたね。

皆さん元気だろうか?

 

仕事の話を書いていていつも思うのですが、

想い通りに、それがうまくいくことなんて、

実際は少ないんです。

 

だいたい私たちは、いろんなことで

理想を打ち砕かれてしまう。

 

でも、「こうすればいいじゃないか」

「こういうことだったら、できるんじゃないか」と、

一生懸命、何かの結果を出そうとした先に

「この仕事やっててよかったな」と思える瞬間がある。

 

それこそ「はたらく幸せ」なんだなと思います。

 

1950年代のアメリカで

「修正液」を発明した女性がいます。

 

彼女はそもそも画家になりたかった人。

でも、夢破れ、タイプライターの打ち手になるのですが、

そもそも得意な仕事でないから、

ミスばかり。

「もう辞めようか」と思いました。

 

それでも、何とか人並みに

褒められるようになりたい。

そこでミスした文字を白い絵の具で消し、

何度も何度も、打ち直すことを続けます。

 

そこでハタと気づく、

この白い絵の具をもっと使いやすくしたら、

皆にも喜ばれるのでは?

 

こうして発明家として成功した彼女。

その稼いだお金で、

最終的には絵画の収集家となったとか。

「夢の叶え方」は、決して1つではないんですね。

 

[夏川の振り返り18]

夏川の振り返り17〜『「やらない」仕事術』

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夏川がこれまで出版してきた本の

「振り返り」ですが、

17冊目は2010年にあさ出版から発売された

こちらの本。

『やらない仕事術』

というものですね。

 

2010年ということは、震災の1年前。

まだビジネス書が、けっこう売れていた頃です。

当時の恵比寿の事務所で

編集者さんたちと何度も打ち合せをした

思い出があります。懐かしいですね。

 

最近になって、同じようなテーマの本は

増えている気がします。

つまり、何かをする時間を削ることによって、

もっと大切なことに

自分の時間を回せるのではないかということ。

 

ただ、本書は効率面から

「これをしない」「あれをしない」と言うのでなく、

できる人が考え方として

「しない」傾向を持っていることを

あげていったものですね。

 

その結果、本書はこんな構成になっています。

 

・できる人は「急が」ない

・できる人は「集め」ない

・できる人は「しょいこま」ない

・できる人は「怒ら」ない

・できる人は「話を聞か」ない

・できる人は「語ら」ない

 

これらをかなり

「意外」と感じる人は多いでしょう。

 

ただ、コロナの流行によって

リモートワークも普及し、

結果的に日常の仕事の仕方が変わっている現在、

こららの要素が

仕事における成果を大きくしてきた状況は

かなり変わってきた気がします。

 

コミュニケーションのあり方も、

あるいは集中力の使いかたも、

また情報収集の仕方も、

現在は常識が大きく

変わり続けていると言えるでしょう。

 

これからどんなふうに仕事をする人が

いちばん結果を出していくのか。

かなり研究のしがいがあるテーマだと思います。

 

[夏川の振り返り17]

夏川の振り返り16〜『すごい会社のすごい考え方』

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しばらくぶりになりましたが、

夏川が過去に出した本の「振り返り」紹介。

いままで15冊の本を紹介しています。

そこで16冊目ですが、こちら

『すごい会社のすごい考え方』という本。

 

もう10年以上も前になるんですね。

2010年にユナイテッドブックスさんから発売され、

単行本よりも、電子版で非常に売れました。

のちに2012年には、

講談社さんから文庫で再発売されています。

 

本のテーマは簡単で、

世の中を変えるような大きな変革を成し遂げた

「会社」の考え方を、

私たちの仕事に生かそうというもの。

 

どうしてもビジネス書は

経営者個人に焦点を当てがちですが、

「会社を通じた考え方」というのは

カリスマ的な個性や才能によらないので

私たちにとって使えるものになるのではないか?

いまでもあまり類のない企画かもしれません。

 

もう発売も10年前になっていますが、

とりあげた会社は、ずっと繁栄を続けました。

ただ、現在についていえば、

世界を襲っている新型コロナ感染症で、

企業経済自体がかつてないほどの打撃を受けています。

そんな中、

取り上げた「すごい会社」たちは、どうしているのだろう?

 

たとえば「レゴ」です。

デンマーク生まれのこの「ブロック」の会社は、

デジタル時代を乗り越えるため、

「テーマパーク」や「教育事業」に活路を見出しました。

ただ、どちらも現在は人の集まりを縮小し、

苦戦しています。

 

ところが、そんな苦境下でレゴはトヨタ自動車と組み、

実物大の「レゴ製スポーツカー」をつくりあげ、

動画配信を行なって人気を集めています。

「いまできること」で皆を喜ばせようと、

アイデアを出し続けているんですね。

 

さらにお客さんの入店を制限せざるをえず、

コロナの大きな影響を受けているのは

「スターバックス」ですが、

コロナ禍にもかかわらず

年間100店舗規模の新規出店を続けています。

 

理由は「こんなときでも、

人と短い時間、会おうと思ったら

真っ先にうちが選択肢になるのでは」と

考えるからだとのこと。

 

また、うちにこもっている人に、

ちょっとでもリラックスできる場所を

確保したい……と。

 

そういえば、いまスタバに行けば、

1人でパソコンを持ち込み、

テレワークをしている人がたくさんいます。

入店者は少なくなるとしても、

可能な限り、皆に貢献する仕事をしようと、

こちらも必死なわけです。

 

さまざまな会社が、

このコロナ禍にどんな「がんばり」をしたか。

いずれこれもまとめてみたいものですが、

苦境下だからこそ、

学べることもたくさんあるように思いますね!

 

[夏川の振り返り16]

夏川の振り返り15〜仕事ができる人は、仕事ができる人を真似ていく

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久しぶりに再開する

夏川が過去に出した本の「振り返り」です。

15冊目になりますが、

初めてかの講談社さんから、出させていただけた本です。

『仕事ができる人は、

仕事ができる人を真似ていく』

 

講談社さんで本が出せると、

こんなことまで実現できるんだ!

というすごい経験もしました。

それはカバーですね。

大ファンだった

『魁! クロマティ高校』の漫画家さん、

野中英次先生に描いていただくこともできました!

 

それだけで自慢できるような本になりましたね。

ただ、売れなかったんですが(苦笑)

本書のテーマは極めて明確で、

「学ぶ=真似る」という、よく言われること。

いかに人の真似をして

自分を成長させるかというノウハウですね。

海外でも「ロールモデル」と言ったりします。

 

よく言われるわりには、それで1冊という本は

なかなかないかもしれません。

 

ただ、重要なことにもかかわらず

売れないのはそもそも「真似るべき見本」が

現代社会ではなかなか見つからないことも

大きかったのでないか。

ビジネスシーンを見ても、

そういう対象はできにくくなりました。

 

雲の上の存在だったり、

成功しているけれど鼻につく人間だったり、

あるいは「ありのままでいい」という現代の風潮は、

「他人はどうでもいい」という考え方を増長してもいます。

 

ただ、この「ありのまま」だって、

本当は「そうありたい自分」の真似やフリをして、

いかに自分の思いを実現していくかという

手段ではあるんです。

 

これを上手にやっている人は

SNSなどで人に羨ましがれたりして

楽しく自分を貫いていたりする。

そうできない人は、

いつまでも自分像が見定められず

自信を失っていたりするんですね。

 

「真似られなくてもフリをする」

というのが本書の趣旨ですが、

難しいことではなく、いつも自分の頭の中に

「最髙の自分」をイメージしておけばいい。

 

真似をするノウハウは、

妄想力でさらに進化できそうですね。

 

[夏川の振り返り15]

夏川の振り返り14~『なぜ、ビジネス書を読んでも「仕事ができる人」になれないのか?』

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本の振り返りの14冊目。

今日はアスペクトさんから発売された

『なぜ、ビジネス書を読んでも

「仕事ができる人」になれないのか?』

という本。

好評だった『なぜ、仕事ができる人は、

「効率」を無視するのか?』の第2弾として、

2009年に発売されました。

もう10年以上も経つんですね……。

正直、打ち出し方で

「狙い過ぎたかな?」というところはあります。

 

なんせビジネス書を読む読者に、

「それ、読んでもムダだよ?」と

言っているような形になっているわけです。

ショッキングではありますが、

ウケがいいわけはありませんよね。

長くこの仕事をしていれば、

こうした失敗をすることもあるものです。

本書のコンセプトは、今でいうなら

「アウトプット勉強法」に当たります。

 

勉強するだけでなく、

いかにそれを行動に移していくかが大事。

そうでないといくら勉強しても、

ビジネスパーソンの勉強は

スキルアップや収入のアップにつながってこない。

 

陽明学には「知行合一」という思想がありますが、

「学び→実践→検証」

という成長プロセスを正しくつくっていこうよ

……という内容の本になっています。

そのこと自体は、決して間違いではない。

 

ただ、現在のように

仕事が大きく制限される状況になると、

「実践第一」は理想論のようにも思えてきます。

たとえば営業にしろ、マーケティングにしろ、

この緊急事態宣言下では、実践の機会が少なくなります。

 

では、いま勉強することに、意味はないのか?

 

そんなことはありません。

私はむしろ、

「どれだけ実践シミュレーションをしたか」

とか、

「どれだけ脳内検証したか?」という

考えた量の差が、

アフターコロナでの命運を分ける気がします。

 

これは今後の長いスパンでも同じで、

新規事業や未知の分野に挑む必要が大くなる一方で、

よりスピードも求められてくる。

そんな世の中では、

「実践しなくても

実践した気になって考えられる能力」が、

大事になってくる気がします。

 

そのための情報収集であったり、

SNSを活用したコミュニケーションなども重要になるでしょう。

ビジネスの勉強法は、

これから大きな変化が起こりそうですね。

 

[夏川の振り返り14]

夏川の振り返り13〜『成功しちゃう「人脈」はじつは公私混同ばかり』

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過去の本の振り返りを定期的に行なっていますが、

今回は13冊目。

『成功しちゃう「人脈」はじつは公私混同ばかり』

という本です。

 

左はオリジナルですでに絶版となっていますが、

現在は右の電子版で販売されています。

https://www.amazon.co.jp/dp/B00J1VG7LA/

作家業をやっていると、

「この本を書いた結果、仕事のステージが大きく変わった」

という幸運に恵まれることがあります。

 

本書は間違いなく、そんな本の1つでした。

「本書の趣旨に賛同した」という方との

縁が全国にでき、

私自身の人間関係が大きく変わっています。

 

今の「賢者の会」の母体になった「賀央会」が生まれ、

このブログにしても

もとは本書をきっかけに始まったことです。

 

ですからベストセラーになった残業本よりも、

仕事を変えた度合いは

大きかったかもしれませんね。

誰しもがそういう仕事に

出会えるわけではないかもしれない。

その点ではまさしく、

「人脈」と「機会」を生んだ感謝すべき本です。

そんな本書の内容。

タテ関係の「組織」から、

公私混同のネットワークで生まれる

ヨコ関係の「コミュニティ」へというのは、

現代社会に起こっている

大きな流れなのが間違いないでしょう。

まさしく「公私混同」で人をつなげていける人が

これからの成功の条件となっているわけです。

 

ただ、コロナはそうした人間関係の

「もろさ」を浮き彫りにする

きっかけにもなりました。

 

なんだかんだいって、

「外出を避けてください」という国の要請よりも、

「とっとと会社に来いや!」という

組織の慣例のほうが優先されるのが

日本の現状ではあるようです。

 

ただ、それができるのは、

売上や利益が立たなくても組織が成り立つ

いまの非常事態体制下ゆえ、という面もあります。

 

これからコロナ禍の状態が解け、

一斉競争が始まれば、

高い生産性と、革新的なアイデアで

利益を確実に出していく人でないと

生き残れない現実が押し寄せてはくるでしょう。

 

だからコロナ後は、ビジネスパーソン全員が

「自分の仕事仲間をどうつくるか」を

真剣に考え、行動を始めなければならない。

 

今は制限されている「公私混同」を、

むしろはち切れんばかりに押し出していくほうが

うまくいくかもしれませんね。

 

[夏川の振り返り13]

夏川の振り返り12〜『なぜ、仕事ができる人は「効率」を無視するのか?』

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過去の本の振り返りを定期的に行なっていますが、

夏川の12冊目は、

2008年にアスペクトさんから発売された

こちらの本。

 

『なぜ、仕事ができる人は「効率」を無視するのか?』

発行当時、大変、話題になった本ですね。

雑誌の取材や講演を、このテーマで結構やったなぁ……。

実際、コロナ前ですでに

「効率重視」の弊害は多く叫ばれるようになりました。

 

まず日本企業がほとんど世界において

イノベーションを創造できていない。

 

ムダなく、効率よく、生産性を高めて……という流れが、

規格外で、オリジナリティがあり、

どこかに特化した商品というのを出すことができなくなった。

 

おまけに、あらゆるビジネスパーソンが

専門外のことをほとんど学んでいないから、

専門分野を超えたアイデアを

出せなくなっている。

 

同じ価値観をもった人と、毎日のように同じような話をして、

同じような意見を交わし合うから

どうしてもマンネリ化してしまうんですね。

このコロナ禍でも

会社に社員を束縛する企業が多くなっていますが、

これから「何か新しいこと」をやらなくてはどうしようもない

……という時代になり、

果たしてやっていけるのだろうか?

 

アフターコロナの不安は、かなり大きいように思います。

間違いなく言えるのは、

「効率」の時代は、コロナが去ったあとは

終わらざるを得ないのではないか。

 

たぶん人一倍、モノを考え、

情報を吸収し、たくさんのアイデアを出し

たくさんのトライ&エラーをした人の中から

勝者が出てくる時代になってくるでしょう。

 

それは、たとえば日本が明治時代になったときとか、

戦後のゼロからの復興を目指したときと

同じことかもしれません。

 

まったく発想を切り替えることが

必要になるんじゃないかと思います!

 

[夏川の振り返り12]

夏川の振り返り6〜『20代は働かない!』

過去の本の振り返りを定期的に行なっていますが、

夏川の6冊目の本はこちらです。

『本当に成功したなら20代は働かない!』

(実務教育出版)というもの。

なかなかチャレンジングな書名ですよね。

出たばかりのときは、

けっこう反響も大きかった気がします。

 ☆

ようするに本書は、通常の仕事以外から

経験を積むことの大切さを説いた本。

大学受験では授業外の社会活動の成果を求められ、

就職では学校外での活動の幅の広さを求められ、

仕事上では社外で学んだ成果を

ごく普通に求められるようになった現在です。

まともに働く発想では、求められる経験値を獲得できない。

すでに本書で説いたことは、

当たり前のことになりつつあるかもですね。

 ☆

できるだけ「働き詰めになること」から逃れ、

広く交流関係を持つ必要性は、いまはより求められる。

20代に限った話でもないでしょう。

非常にいいことを書いていました。

ちょっと引用します。

「ふと自分の過去を思い返し、記憶に残っている鮮烈な経験は何かと

探してみてほしい。それはいつもどおり学校へ行き、

いつもどおり仲間と喋り、いつもどおりに勉強した

……なんていうことではないと思う。

思いがけないことに感動したり、

急に起こったことに胸ドキドキしたり、

予想もしなかったことに喜んだり、

逆にヘコんでしまったことではないだろうか?

結局はそれらすべての経験が自分の財産になっているとしたら、

ふつうに働いて、ふつうに仕事をして、なんていう日常で、

本当の自分自身の成長がありえるんだろうか?」

 ☆

これからのアフターコロナの時代、

あらゆる仕事が手探りで、

未知の領域に踏み出さなくなるケースは多くなるでしょう。

いかにその状況を、楽しめるか?

先の見えない世の中で思考錯誤を遊ぶ感覚が

これからより大切になってきます。

いままでの働き方の常識は、

すすんで変えていく必要がありますね。

夏川の振り返り5〜『成功者に学ぶ心をつかむ言葉術』

過去の夏川の本の振り返りですが、

2006年に文庫書き下ろしで発売されているのが、こちらの本。

『成功者に学ぶ心をつかむ言葉術』

仕事で結果を出している人々の

「言葉の使い方」についてまとめたものですね。

たとえばこんな言葉です。

「元気を出そう。結局、最後は僕たちが笑うことになるよ。

そのときの笑いこそ最高の笑いだよ」

かつて会社の危機を救ったウォルト・ディズニー社長。

 ☆

著名なリーダーであれば、いい言葉をいろんな場面で言っている。

でも、結果を出す言葉というのは、内容そのものよりも

どれくらい相手を思って、

その言葉を言っているかが大きいようです。

 ☆

たとえばかつてドイツのメルケル首相が、

コロナ禍で外出する国民を叱ったメッセージが話題になりました。

その言葉は非常に情熱的で格好よかったのですが、

国民が皆、従ったかといえば、

結局は外出自粛につながらなかった。

じつはそんなふうに言うより、

「みんなよく頑張っているね。

お陰さまで、ずいぶん感染者も減りました。

あとちょっとだから、みんなもう少しがんばろうね!」

……なんていう言い方をしたほうが、

皆はメッセージに従ったかもしれない。

最近の東京の感染者の減少を見ると、

そんな印象を強く持ちますね。

日本はさすが地震には慣れているんだな……と思うのは。

 ☆

さきほど大きな地震がありましたが、

すぐに「波の変動はあると思いますが

津波の心配はありません」と、

皆の不安に配慮したメッセージが出ていました。

一方で新型コロナウィルスに対し、

「今日の感染者は1000人と多くなりました。

ただ幸いにも。八割の方は軽症で命の心配はないようです」

とか

「◯◯件で変異種の感染者が発見されました。

ただ、大きな被害が出ているわけではないので

心配し過ぎる必要はありません」など。

聞いている人の不安に配慮するような

メッセージの伝え方をしているのを

私はほとんど聞いたことがありません。

言葉で人を動かすには、

やはり聞く側の気持ちを考えることが一番重要なんです。

言葉で仕事をする人間は、忘れてはいけないですね。

夏川の振り返り4〜『大人のアタマで考えない。』

過去の本を振り返ってみる連載を

定期更新している4冊目。

こちら

『大人のアタマで考えない。』という本です。

2006年にビジネス教育出版さんから発行されました。

 ☆

あまり売上のよかった本ではありませんが、この本のテーマ、

今でも絶対にあるんじゃないか!……と思っています。

どういうものかといえば、

「子どもの発想から学ぼう」というものです。

 ☆

あらゆる既存のビジネスが低迷し、

どこの業界でも「新しいこと」を何か考えなければならなくなった。

一方で市場はマンネリ化し、需要を喚起するものが少なくなっている。

そんななかでネットから人気を集めるのは、

「面白そう」で始まった企画なんです。

 ☆

前例とか、マーケティングリサーチとか、

効率性とかが、あまり意味をなさない。

子どものような発想で始まり

ビジネスモデルはあとからついてくる

……といったケースが多くなっているわけですね。

 ☆

本書では「子どもゴコロ」にある

さまざまな特性から「大人が仕事をするにあたって

「必要なこと」を見出そうと試みました。

・疑問を持つ力

・情熱を持って進む力

・自分は“正しい”と信じる力

・「負けたくない」と思う力

・「優しくなる力」

・感情を表現する力

・冒険する力

 ☆

コロナの時代が終わり、再生の時代になったとき、

これらの要素は必ず、

次のビジネスのキーワードになってくるのではないか?

そんなふうに思います!