第5回賢者の会〜公私混同・非効率においての人とのつながり

東京の銀座で第5回賢者の会を開催しました!
今回のテーマは「つながり」

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ゲスト講師は、つながりデザイナーの岩見周介さん。
どうゆうデザインかというと、ヒト・モノ・コトのつながり(関係性)をデザインする。
「あなたとつながりたい人を探してつなげる」
「未来をイメージしてつながりを考える」
仕事をしているそうです。

詳しくは、こちらです→http://www.shu103.com

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「人とのつながり」のイメージは人それぞれ価値観は違うかもしれませんが、
岩見さんは「ゆるいつながりが良い」ことを提唱。
固いつながりだと、ポキッと折れる可能性がある。

つながりが柔らければ、
ちょっとしたすれ違いで折れてしまうこともない。

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私自身も「ゆるいつながり」の方が長続きするような気がします。

最近、この数年ご無沙汰していた友達とまた食事しに行ったり、
遊びに行くようになった子がいます。

その子とは、数年前はそんなに話しが弾まなかったような記憶でしたが、
今は私と似ている価値観もあったり、リンクしていることも多かったりで、
話しが弾むので嬉しいですね。

よく言われている「タイミング」「引き寄せの法則」というものでしょうか…?!

女性の場合、結婚、出産、活躍するステージが違くなることで、
話しが噛み合ない、どちらかが相手に話しを合わすなんてこともあるかと思います。

そこで、「自分とは合わない!」と決めつけて、縁を切るのではなく、
数年後には、お互いの話しがためになることもあると思います。

友達の理想像としては、たとえ環境や活躍するステージが変わっても
末永くゆるくつながれることが理想なのかもしれませんね。

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岩見さんは、夏川著の『成功しちゃう「人脈」はじつは公私混同ばかり』
に書いてある、「公私混同」「非効率」の良さについても
ふんだんに講義してくださいました。

岩見さん曰く、個人事業主の方は全部自分でやろうとすると、失敗するそうです。

お金がない場合は、できることで物々交換すればいい。
たとえば、ヒーラーの方がHPを作りたいがお金がない。
そういう時はヒーリングをするからHP作成は無料でやってほしい……
とお願いすればいいとのこと。

そうすれば、お互いに負担がありませんよね。
どちらかに負担がかかりすぎる付き合いだと、
どうしても継続することが難しくなってくるのかなと思います。

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ただ、家族や友達、上司、恩師などに対しては、WinーLoseの関係が続いていたりもする。
ずっと世話になりっぱなしで、相手からすれば損をしっぱなしということです。

けれども縁がきれることはなく、
長い年月が経った後から、別のかたちで恩返しをすることができるかもしれない。

究極的にはこういうことが本当の「公私混同」なのかもしれません。
経済的に余裕がなくなってくると、「効率性」を重視したり、
「公私混同」ができなくなってきてしまうのかな……と思ってしまうこの頃。

そういう時こそ、「公私混同」「非効率」についての
原点に戻って考えたいなぁと思います。

岩見さんの講義から、大切なことをいろいろ気づかせていただきました。

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後半は夏川の講義。
テーマ『公私混同の人脈論〜なんとなく「賢者の会」が目指す人的ネットワーク』

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講義の流れは、下記のとおりです。

1「目的を逸脱してしまう」人間関係
☆楽しく、長く、現在進行形で続く人間関係とは?

2「自己優先ができる」人間関係
☆その場にいて、居心地のいい人間関係とは?

3「こうしたい」に突き進んでしまえる人間関係
☆ちゃんとつき合って、自分にも利益の出る人間関係とは?

4「ヨコ型の組織」ってつくれるのか?〜21世紀は「公私混同組織」の時代

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賢者の会で、夏川は毎回のようにお話していますが、
みなさんが主役の会でありたいと考えています。

なぜならば、トップが主役の会だと継続しないからです。

たとえば、カリスマ主宰者の会があったとする。
参加する人はその人を崇拝しているようなファンばかり。

けれども、そのカリスマ主宰者はずっと売れ続けるかはわからない。
時代の流れが変わると同時に、人それぞれの考え方や価値観も変わることがある。

いつまでも支持されるかわからない。

そうなった時に、カリスマ主宰者がつぶれたと同時に会もぐしゃっとなくなる……。

そうなりたくないと私たちは思っています。

むしろ、この賢者の会を利用して参加者のみなさんに
チャンスをつかむきっかけを作ってほしいと考えています。

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セミナー料金は、参加者の皆様にあまり負担にならない額で運営させていただいておりますが、
実際のところは、会場代や講義のための準備、私の交通費(静岡から東京まで)を差し引くと、
利益0に等しいです。

けれども、やはりみなさんから参加費はいただいている。

それだけ考えると、賢者の書店が一人勝ちになってしまうでしょう。

なので、参加者の皆様にも講師をしていただくこともありますし、
こちらで電子書籍の制作として協力し、プロデュースすることはできる。

私たちの方が参加者の皆様のお客さんになることだってありえます。

あとは、逆に「今度、こういうプロジェクトを一緒に取り組みませんか?」という声も。

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その1つが7月開催予定である、「一生使える文章力養成講座」

この講座は夏川が講師をするのですが、プロデュースしてくださいますのは、
問題解決コンサルトであり、作家の大谷更生さん。

賢者の書店からは、『33歳に隠された秘密』を出版しています。

今まで更生さんからは、いろんな人を紹介していただいたり、
賢者の書店、賢者の会の応援をしていただきました。

私と更生さんとの関係においては、
WinーLoseで更生さんの方が損しっぱなしの状態だとは
思いますが、それでもいろいろアドバイスをしてくださいます。

なので、自分にできること、小さなことかもしれませんが
協力できることはしよう!と思っています。

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お互いに負担の少ない会にしていきたいと考える、賢者の会。
ゆるいルールのせいか、ゆるいキャラクターの方々が集まる場でもあります(笑)

少しずつですが、賛同してくださるメンバーの方が増えてきて嬉しいです。

今回は、はるばる東北の方から参加してくれた方も!

今後、1回セミナーに参加して、何年も会わない方もいるかもしれません。

それでも、「賢者の会は何年後に顔を出そうが、いつでもWelcome!」です。

「夏川の本を読んだことない人でも全然Welcome!」です!

イベントのテーマを見て、「なんとなく面白そうだな」と思った方は、
気軽にセミナーへお越しください。

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今回は、本の執筆とは離れたテーマでしたが、
「人とのつながり、公私混同、非効率」について考えることができて、
あたたかい気持ちになりました。

私もかなり無駄の多いことをしてきたと思いますが、
今では、その無駄も意味のあることだった!……、偶然性につながっていると思っています。

岩見さん、参加者の皆様、本当にありがとうございました!

 

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