何があっても負けない「愛の花」

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こちら、元気がないように見えて、
じつはアジサイの横で、
6月の間ずっとこの状態で咲いていた花。

気いたらずいぶんと大きくなっていた。
さらに花は上を向いてくるのだろうか……?

一度植えると、ほとんど手入れをしなくても
毎年のように咲き続ける、この花、
「アガパンサス」
という名前の花になります。

覚えにくい、この名前。
ギリシャ語の「アガペー=愛」と
「アントス=花」を合成した言葉。

アフリカの南部から持ち込まれた
植物だそうですが、
やたらと耐久力のあるこの花に
「愛の花」という名をつけたのは
なかなかのセンスかもしれません。

なんでもヨーロッパでは、
ラブレターと一緒に送る花として
もてはやされたのだそうですね。

ただ、そんなアガパンサスの和名は
「紫君子蘭」
というそうです。

「蘭」ではなく、
実際は「ヒガンバナ」の仲間だそうですが、
同じ仲間のオレンジ色の花をつける
「君子蘭」に対して、紫の種類とされたもの。

君子とは、
「君子危うきに近づかず」の君子ですが、
高貴な身分の人間や、人格ある人間のこと。

東洋ではむしろアガパンサスを
「孤高の人物を象徴する花」という、
イメージでとらえていたわけですね。

愛情に恵まれるのも、
立派な人格者になるもの、
どちらもそれはそれで非常にありがたいこと。

家に植えてあったことにすら
最近まで気づかなかった私ですが、
もう少しこの花を
大切にするようにしましょう(笑)

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