
「準備はできていましたし、
マウンドにいってちゃんと
ストライクが取れる準備ができていたかな
と思うのでよかったなと思います」
こちらはロサンゼルス・ドジャーズで
奇跡の復活を果たし、
チームがリーグ優勝決定戦に進出する
一番といっていい要因となった人、
佐々木朗希選手の言葉ですね。
今日はスポーツの日、
だから誰かアスリートの言葉をと
思ったのですが、
今はこの人ですかね。
まさか佐々木選手が
ポストシーズンのドジャーズを救う存在になるとは、
考えてもみませんでした。
当初の頃こそ日本での活躍を踏まえ、
活躍を期待されましたが、
結果をまったく出せなくなり、
持ち味の球速も出なくなってマイナー落ち。
メジャー入りが時期尚早だったとか、
メンタルが弱すぎるとか、
散々なことを言われていました。
たしかに同僚の大谷選手や
山本選手が活躍するメジャーですが、
一方で大勢の選手が結果を出せずに挫折し、
日本に戻ってくるのも現実です。
佐々木さんもそうなるのかな……と
思っていたら、
リリーフエースとして大復活です。
ちょうどリリーフ投手の不調で苦戦していた
ドジャーズの救世主となり、
優勝決定のシリーズで大活躍しています。
フィリーズで戦では、
1点取られたら終わりの場面で
3回をパーフェクトに抑えていましたね。
チームメートのスター選手たち皆が
その力を絶賛していました。
あまりこの方、大谷さんと違って
多くを語りませんが、
通訳の方などが「絶対に復活できるよ」と
声をかけ続けてくれたらしい。
ドジャーズの監督も、
「急がなくていいから」と
長い目で見てくれていたそうですが、
(なんせマイナー契約で契約金も高くそうですし)
絶対に大舞台に戻れると
自分を信じていたのでしょうね。
誰が認めてくれなくても、
自分だけは、自分を見放してはいけない。
それができている限りは、
チャンスを必ず訪れるわけです。
他人のネガティブな言葉に
惑わされてはいけません。
でも、次は「最強」と言われる
ブルワーズ戦。
ドジャーズ勝てんのかな……。
ヤンキーズも負けてしまっているから、
メジャーはやはりどこも強いですよね。