ハロウィンって何だっけ？
- 2025/10/31
- できる人研究所
10月31日、
今日はいつのまにか日本に定着した
ハロウィンの日ですね。
巷にはまた、仮装した人が溢れそうな……。
外国人が多いそうか、
うちの近くは年々増えています。
まあ、それでそれで華やかでいいか。
このハロウィンって、発想は日本の
「お盆」に近いんです。
ハロウィン自体、
「ハロー・イブ」から生まれた言葉で、
その意味は前夜祭とされます。
何の前夜祭かといえば、
あまり日本で知られていませんが
１１月１日が「諸聖人の日」で、
キリスト教の聖人たちの魂を迎える日。
２日は「死者の日」で、
ご先祖さんや、亡き家族の方々を迎える日。
どちらも普段はあの世にいらっしゃる方で、
ようはお盆と同様、あの世の扉が開いて、
魂が現世に帰ってくる日……と
されているわけです。
まあ、お墓参りなどもするのでしょうね。
で、その前日もすでに扉は開いている。
すると亡き人の魂の前に
悪魔やら妖怪やらが、あの世からわんさと
押し寄せてきます。
これに惑わされないため、
生きている人間たちは妖怪たちの扮装をして、
身を守ることにしました。
敵国に侵入する際に、
見張役をまず襲って、軍服を奪い、
自分たちが着て身を隠す……。
あれですね（笑）
でも、せっかく悪い奴らの扮装をするのだから、
子供達はイタズラをしてしまおうとか。
お祭り騒ぎになるのだし、
時期がら収穫も一緒に祝って
盛大にやろう……とか。
この点は日本のお盆と同じですが、
いろんな要素が混ざって、
今日のお祝いになっているんですね。
ちなみに本来はカボチャではなく、
カブだったとか。
カブはアメリカ大陸になかったので、
こちらで代用したそうですね。
楽しい１日を過ごしたあとは、
亡き人に私たちも想いを寄せることに
いたしましょう。
