
表題は、ドジャーズ山本由伸の名言。
「負けるわけにいかない」
という日本語が意訳され、
英語で格好よく表現されたもの。
「敗北というオプション(選択肢)はない!」
これを有言実行した、
ワールドシリーズ3勝の圧巻でしたね。
なんせ4勝すべき決勝戦のうち、
投手として3勝をしたわけです。
9回から延長11回まで
中ゼロ日登板で相手を打たせなかったのですが、
そりゃあもう前代未聞ですよね。
一躍、今年はアメリカの
ヒーローになってしまいました。
落ち着いているようで、
うちに秘めた闘志、すごいことです。
アメリカの放送でも、
「ヤマモトはオオタニやササキと違って、
最初から期待された天才では
ありませんでした」と
紹介されていました。
岡山の生まれで、都城の高校に行くも、
甲子園には出場できていません。
ドラフト4位でのオリックス入団です。
ですから最初から
期待される逸材ではなかったのですが、
やはり負けず嫌いだったのですかね。
それから投球術を磨き磨き続け、
能力だけでなく、
闘い方もずっと勉強を続け、
球の速さだけでなく、
圧倒的なコントロールと
多彩な変化球に加え、
打者への対峙の仕方も研究していった。
その結果、日本で誰よりも勝つ投手になり、
その力をもってメジャーに
やってきたわけです。
やはり山本投手の活躍を見ると、
才能がないなんて諦めることなく、
コツコツと前に進み続ければ、
誰にでも偉業を成し遂げるチャンスは
やってくるのだと、確信しますね。
残念ながら今年のメジャーは
終わってしまいましたが、
来年は三連覇を期待して、
楽しみにしたいと思います!




