毎年冬になると部屋にやってくる奴
- 2025/12/7
- できる人研究所

季節は12月で、もう虫たちなど、
まったく姿を見ない季節になっていますが、
なぜか私の仕事部屋には
毎年のようにこの子がやってきます。
今年も窓の向こうに、
張り付いていました。
「クサカゲロウ」ですね。
ちなみに今日も家の近くで
ヒラヒラ飛んでいるのを見ました。
緑色のボディに、
透き通った透明の羽。
毎年、冬になると必ずのように見かけるから、
ごく当たり前のようにいるから、
珍しい冬タイプの昆虫なのかと思いきや、
じつはそうでもないらしい。
基本は幼虫の姿で
越冬するのがクサカゲロウの修正で、
だいたい冬に出てくるのは
暖かい日に間違って
出てきてしまったものだとか……。
それでも暖かい日だまりで寒さを凌ぎながら、
植物の蜜などを食しながら、
懸命に生きるようです。
できれば頑張って、
冬を乗り越えてほしいですよね。
クサカゲロウの卵は、
「3000年に1度咲く」と言われる
「うどんげの花」と呼ばれ、
見つけるとものすごく運がいいことと
よく言われます。
(逆も言われますが)
そんな卵にはめったに遭遇できませんが、
だからなのか、
成虫も見つけると、
「幸せがやってくる」と言われ、
ラッキーな生物とされるようです。
ただでさえ、生きにくい冬の日です。
見つけたら放置して、
なんとか子孫を残すまでの短い人生を
生きながらえてもらうことを期待しましょう。
1日の命と言われるカゲロウですが、
がんばれば成長の姿で
冬でも1か月くらい生きているそうですね。




