
「私は、青春の幻影。
若者にしか見えない時の流れの中を旅する女」
こちらは1981年の
『さよなら銀河鉄道999』
という映画から。
「銀河鉄道999」のシリーズでも、
星野哲郎とメーテルの、
最後の旅を描いた映画ですね。
一貫してメーテルの声を演じていた
声優の池田昌子さんが、
お亡くなりになったとのこと。
すでに原作者の松本零士さんは
お亡くなりになっていますが、
メーテル役の池田昌子さん87歳で、
星野哲郎役の野沢雅子さんが、89歳とか。
もう、そういう歴史的偉業の世界に
入っているんですね。
今、「銀河鉄道999」を
見たことのある人は、
どれくらいの割合になっているのだろう。
ただ、メーテルは永遠のもの……というのも、
彼女は「大人になる前の男の子が
誰しも憧れる大人の女性」の
象徴として創られたキャラであるわけです。
物語の設定でも、
そんなふうにして男の子を強くする旅を
繰り返してきた
永遠の生を持つ女性だったのではなかったか。
その正体はあまりきちんと
描かれなかったのですが、
まあ、それでいいんでしょう。
私も子供の頃、当然ながら
憧れていた。
あの頃の男の子は皆そうだったのではないか。
そんな女神であり、マドンナであり、
そのまんまのアイドル(偶像)
になるキャラだから、
最後まで池田さんは、
その完成形を作れなかったと言っています。
それでも松本零士さんのイメージでは、
彼女以外の声は
考えられなかったとのこと。
だからこそ、本当に素敵な思い出を
ありがとうございましたと言いたいですね。




