守りたい島の文化

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最近、地震が続いている地域に、
鹿児島県の悪石島(あくせきじま)の
付近があります。

ユーラシアプレート由来の地震で、
トカラ列島はそれが多い地域。
世の中に災害の予言が出回っていることもあり、
ちょっと心配されますよね。
何事もなければいいのですが……。

「悪石島」とは、
島に石が多いことからのネーミングだそうですが、
人口は70人くらいの小さな島。

でも、どこかで聞いたことがあるなぁ……と、
思って調べたら、そうか
「ボゼ」のいる島なんですね。

これ、2018年には、
ユネスコの「無形文化遺産」に登録されることも
決定しました。

つまり国際的にも
「消えないよう、守っていかなければならない」
と決められたお祭り。
日本における「奇祭」の1つとしても
知られています。

時期はお盆になりますが、
この島には「ボゼ」という
謎めいた神様が登場する。

それが画像の姿になりますが、
この仮面と装束で、最終的には踊りながら
大宴会をするようなお祭り。

まあ、日本のお祭りとは
あまり思えないですよね。
怖いけれど、ちょっと見てみたい。
いつか行けるといいなぁ……。

地震が頻繁しているこの地域ですが、
あまり「お祭りで有名な島だ」と
紹介しているニュースはありません。

確かに大地震が起こることは怖いけど、
島単位の地震ではあっても、
日本の知る人ぞ知る文化遺産が
ひょっとしたら影響を受けるかもしれない
危険を今、迎えているわけです。

そのことをもう少し、
私たちは認識するべきかも。

まあ、地震がなければいいのですが。

出版業界はときどき、
予言のネタで盛り上がりますが、
私が知っている限り、
ほとんど当たったことはありません。

阪神・淡路でも東日本大震災でも、
後になると「予言されていた」という話は、
いくらでも出てくるんですけどね……(苦笑)

いつもで大切なのは、
「日々できる備え」をしっかりやっておく
……ということでしょう。

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