ベストセラー作家が教えてくれること
- 2026/7/28
- できる人研究所

「全ての現象には必ず理由がある」
こちら「探偵ガリレオ」シリーズに登場する
湯川学先生の言葉ですが、
ベストセラー作家の東野圭吾さんが、
大腸がんでお亡くなりになったそうです。
出版が好況だった時代、
編集者だった私にとっては、
「同時代を代表してきた著名作家」さん
というイメージでしたが、
もう68歳になっていたとのこと。
最初に『秘密』という本を読んだのは、
どれくらい前のことだったろうか……?
たくさんの本を読んだ気がするのですが、
引っ越すときに本は処分してしまっていました。
それでも本当に、
「お疲れでした」と申しておきたいですね。
意外に高齢だった……と思うのも、
デビューするまでは、
かなり苦労なさったそうです。
1981年に技術者として就職しながら、
夢を諦めずに小説を書き続け、
何度も公募に作品を出すも、落選ばかり。
85年にやっと「江戸川乱歩賞」を受賞して
独立したはものの、
先の『秘密』がヒットするまで、
厳しい時代を続けていました。
2006年に直木賞を受賞し、
推しも押されぬ大作家になるのですが、
それから20年。
かの有名なベストセラー作家でありながら、
苦心していた時代のほうが
ずっと長かったのですね。
多くの作家さんが、実際のところ
そんなものかもしれません。
書くのが好きでなきゃ、
やっていけないよなぁ……ホント。
『秘密』というのは、
ダンナさんと、娘に魂が憑依した奥さんの話
……だったと思いますが、
「コメディを書いていたつもりが、
いつのまにか感動大作になってしまった」
と聞いたことがあります。
そう、意図しなくても、書いていれば、
すごいものができてしまうことがある。
だから、大事なことは、
「迷わず書き続ける」ということ。
書いて書いて、続けて続け続けること。
書くのを仕事にした人にとって、
それが最も重要なことなのでしょう。
ガリレオ探偵の言葉に従えば、
「成功するという現象には、必ず理由がある」
ということですね。
結果ばかりで考えていたら、
そりゃあ売れない時代を
10年も20年も続けられません。
そんな時代にも結果を出してきたこと。
本当に素晴らしいことだと思います。
読んでない作品を
これから読ませていただきます!




