皆で「リハビリ」する秋か

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神社の境内の、階段下から見上げた秋の空。

何やら急に寒くなりましたね。

 

考えてみれば、もう10月も半ばを過ぎています。

夏の延長のようだったいままでが

むしろおかしかったのですが、

着るものには少し困ってしまいます。

皆さんも風邪などひかぬよう注意くださいませ。

 

夏の急激な後退に合わせたのか、

東京のコロナ感染者も30人程度になり、

なんだかこちらも、いつまにか

皆が置いていかれたようになっています。

 

いや、嬉しいのですが、

どう対処していいかも少し困りますよね。

喜ぶとまた、ぬか喜びみたいで、

気が抜けない気もしますし。

 

ただ、研修旅行の業務などはもう始まっているようで、

GOTOトラベル再開も含め、

コロナ後のイベントは

すでにいろんなところで始まっているようです。

セミナー業なども、だんだんと動き出すでしょうね。

 

ただ、では皆がこぞって参加するかといえば、

まだまだ不安はあるのでしょう。

 

考えてみれば、こちらの神社も

今ごろはお祭りのはずだったのでは?

秋にもたくさんあったはずですが、

昨年からずっと、私たちはあまりにも

「例年行事」を犠牲にしつくしました。

 

いろんなイベントを「やらない」ことが、

いまや当たり前になってしまったかのように。

この感じが変わらない限り、

経済も完全に元通りにはならない気がします。

私たちにはもう少し、

リハビリ期間のようなものが必要ですね。

 

ただ、こうした神社で

チラホラ見るようになったのは、

「マスクを外している人たち」です。

 

そもそも野外で1・5〜2メートル距離を置いた状態で、

マスクをつけていなければならない道理は

いままでもなかったのですが、

人の目があるから、どうもそれがしにくかった。

 

とくに日本人は同調圧力が強いから、

一時はギスギスしていましたものね。

 

ところがこうした広い場所では、

自ら戒めを解く人がだんだんと出てくる。

室内ではマスクをするのでしょうが、

それでも「表に出る」ことへのブロックは

かなり取り払われていくでしょう。

 

こういう人が普通になって、

はじめて「元の生活」は戻ってくるのかなと思います。

それまでは少し、手探り期間がまだ

続きそうではありますね。

 

[コロナ後の未来へ]

「円窓」の仕事術

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自宅から大通りへ出るまでの道に、

子供のころからずっと変わらない

小さな木造の家がありました。

 

確かおじいさんが1人住んでいたのか。

「まだいらっしゃるんだな」と

何となく通るたびに思っていたものです。

 

先日、久々に通ると、

その家が解体されているところ。

とうとう、そのときが来たんだなぁ……。

 

住んでいる方がどうなったのかわかりませんが、

少し残念な気はしますね。

 

確かに安全面でも、

この家を維持するのは難しかったかも。

ただ、外側から見ると単なる古い家ですが、

むき出しになると、

「もとは非常に美しい家だったのか」

という気がします。

入ったことはなかったのですが、

玄関のところ、

こちらいきなり「円窓」ですね。

 

茶室によくあるつくり。

もともとは禅から来た発想で、

自分自身を見つめ直す「悟りの窓」とも

言われます。

 

入ったお客さんは、この窓を通して

家の有り様を見ることになるのですが、

奥に何があるのか?

あるいは家の人は、丸い窓を通して、

お客さんの顔を見る。

面白い構造になっていますが、

一体どんなふうに使っていたのだろう?

この形はスタンダートなものなんでしょうかね?

 

いずれにしろ、

こういう古い家が解体されるのは、

文化が1つ失われることでもあります。

 

歴史を学んでいた人間からすれば、

壊す前に見学し、

過去の建築思想を知る機会を設けてもらったり、

それが叶わないなら、

動画などで保存することを考えてもらったら

いいのになとも思います。

 

間違いなく1人の人間がそこに住み、

家に自分の魂を反映させてきた。

そのことに対する価値は

もっとリスペクトされるべきですね。

 

 

[効率無視の仕事術]

かの王妃が言った言葉と言わなかった言葉

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「ごめんなさいね、ムッシュー。

わざとではありませんのよ」

 

こちら、フランスの王妃

マリー・アントワネットの

最期の言葉とされています。

 

10月16日は彼女の命日だとのこと。

1793年のことになりますが、

フランス革命後、ギロチン台によって

38年の人生を終えました。

その最期の瞬間に、王妃はあやまって

死刑執行人の足を踏んでしまったらしい。

それでこの言葉ですが、

ずいぶんと落ち着いていたんですね……。

 

日本では石田三成とか、

吉田松陰を連想させますが、

「犯罪者にとって死刑は恥ずべきものだが、

無実の罪で断頭台に送られるなら

恥ずべきものではない」

そんなふうにずっと、威厳を保っていたそうです。

 

フランス王家による支配体制を憎んで

18世紀に民衆が起こしたフランス革命。

 

ただ、オーストリアで生まれた

マリー・アントワネットは、

むしろ体制の反逆者でした。

 

「パンが無ければ、お菓子を食べればいいじゃない」

と民衆に言ったというのは、後の脚色。

 

思想家のルソーの記述からとされますが、

「マリー・アントワネットが言った」とは

記されていないそうですね。

 

実際は多くの妾を抱えたり、

ムダに豪勢な暮らしをする先王の

サロン文化を批判し、

社会福祉などにも積極的だったとのこと。

 

ただ、大人しい夫のルイ16世に対し、

強気な彼女の性格はたびたび、

王族たちとのトラブルを招き、

母親のオーストリア女王

マリア・テレジアはしょっちゅう

手紙でその態度をいさめていたんですね。

 

時代が時代であれば、

ひょっとしたら名君になったかもしれない

マリー・アントワネットさん。

 

歴史的な運命には翻弄にされましたが、

自分の人生には対しては

一点の悔いもなかったのかもしれません。

ちょっと武士道っぽいですね。

 

[Words of Wisdom〜君はこの言葉を知っているか?]

「紅葉」と「黄葉」

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今年は妙に暑い日が続いていますが、

秋は間違いなくやってきています。

こちらは港区の天現寺の庭。

かなり木々が黄色づいてきましたね。

 

10月の4日に気象庁は

紅葉(モミジ)のピークと、

黄葉(イチョウ)のピークの

予想を発表しています。

東京は前者が11月27日。

後者が11月25日。

まだ1か月以上あります。

 

ただ、ふと思うのは、

「黄葉=こうよう」という言い方です。

これ、じつは正確な日本語ではなく、

変換でも出てきません。

 

赤くなるのも、黄色になるのも、

両方とも「紅葉」で、

実際には区別できないような種類の木が

多いんだそうです。

 

でも、「黄色くなるのは」やっぱり

「紅葉」では、

おかしい気がしますよね。

 

とくに町に植えられている木だと、

モミジかイチョウかで、

色はハッキリしています。

それで最近は「黄葉」という言い方が

増えてきているようです。

 

実際に科学的には、

「紅葉」と「黄葉」は大きく異なります。

 

本来、葉っぱが緑色なのは、

「クロロフィル」という物質の効果。

「光合成」を行なっているものですが、

秋や冬になるとこれが分解されます。

 

緑がなくなると、

葉に含まれる「カロテノイド」という色素が

むき出しになる。

これが「黄葉」なんですね。

 

一方で「紅葉」になる木は、

春から夏の間に「アントシアン」という色素を

独自につくるんです。

これを糖分に合成して、

「アントシアニン」という栄養素になるのですが

その色が赤になります。

 

いずれにしろ

単に枯れていく結果ではない、ということ。

植物が持っている大きな力の影響で、

色は不思議に変わっていくんですね。

 

今年はようやく、

自由に外出して紅葉シーズンを楽しめそうです。

 

[公私混同の時間]

偉大なるカーク船長!

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「宇宙に行った最高齢者は、

自分だと言いたかった」

 

これは嬉しいニュースですよね。

子どものころ大好きだった

テレビ番組「スタートレック」の

カーク船長です。

 

演じていたウィリアム・シャトナーさんが、

90歳という世界最高齢で

宇宙飛行を実現したとのこと。

 

かの「アマゾン」の

ジェフ・ペゾスさんが、つくった

「ブルー・オリジン」という

宇宙旅行の会社。

何より「この人には宇宙に行ってほしい」

という願いだったのでしょうね。

 

「スタートレック」の最初のシリーズを、

もう「観ていた」という人は

年齢層も高くなると思います。

 

Mr.スポックと、

Dr.マッコイの3人が主役ですが、

学校から帰ったあと、

ちょうど夕方に放送があった記憶があります。

ただただ、楽しみだったですよね。

テレビ番組のクルーが終わっても、

じつは90年代まで

映画シリーズでカーク船長は健在でした。

 

その後、2000年代になって

ピカード艦長の時代になり、

そういえばカーク船長の息子の時代もありました。

いまはどうなっているのだろう……。

 

そうやって「スタートレック」は

引退したシャトナーさんですが、

その後もSF小説を自ら執筆したりして

自らつくった世界を継続させているんですね。

 

それだけ長く演じたSF作品の世界を

深く愛していたんだろうなと思います。

 

「想像できる限り最も深遠な体験を与えてもらった。

今起こったことに感動で胸がいっぱいだ」

 

そう述べるシャトナーさん、

でも、カーク船長のようなキャラがいたからこそ、

多くの人が宇宙に憧れ、

やっと現在、宇宙を目指すベンチャーが成功してきた。

 

その原動力となった功績は、

ものすごく大きいのかもしれません。

 

もっと長生きして

映画でもまた復活してほしいな……。

 

[Words of Wisdom〜君はこの言葉を知っているか?]

「紅蓮」は、確かに赤でなくてピンクだよね

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こちら画像は、

港区の「立行寺」というお寺。

徳川家康に仕えた

大久保彦左衛門のお墓がある場所として

知られています。

でも、ちょっと改装したのか。

その前を通って、ふと思います。

「こんなにここって、ピンクだったかな……」

 

東南アジアに行くと、

けっこうピンクのお寺があったりしますが、

日本ではここまでピンクの山門って

そう多くないですよね。

 

お寺の入り口をピンクにすることって、

何か意味があるのか?

ちょっと怪しいものを想像してしまいますが、

調べても明確なことはありません。

 

ただ、ピンクの色は、

そもそもの仏教では重要視されているようです。

どうしてかといえば、

「蓮の色」からなんですね。

 

仏教はその教えを「蓮花」として、

蓮の花にたとえています。

 

その蓮の花は、白、紅、青、黄と

4種類で定義しているのですが、

そのうち「紅」というのは「赤」というより、

ピンクに近い。

実際の花の色がそうですからね。

 

そして「ピンクの蓮」は

「紅蓮花(ぐれんげ)」といわれ、

「ブッダが人々を救済するシンボル」と

なっているそうです。

 

紅蓮花……なるほど、

「鬼滅の刃」はここに由来してたんですね。

真っ赤のイメージはありますが、

でもよく考えたらピンクだよねえ。

 

この「立行寺」の

大久保彦左衛門の墓の隣には、

伝説の人物、一心太助の墓もあります。

 

その実在は疑われていますが、

彦左衛門に幼いころから養われ、

その手足となって困った人々の救済に

尽くしたといいます。

 

そんなイメージが、

このお寺のピンクにつながっているのか。

いずれにしろ、暖かい感じはありますね。

 

[仕事ができる人の歴史入門]

夏川の振り返り18〜『働く「しあわせ」の見つけ方』

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夏川がこれまで出版してきた本の「振り返り」。

18冊目は非常に思い出も深いこちらの本。

 

『働く「しあわせ」の見つけ方』

というものです。

かんき出版さんから、

2010年5月に発売されています。

そんな前になるんですねぇ。

 

作家、ライター、編集者としても

本をつくるに際しては、

「事例集め」という作業が重要になります。

 

本で読んだり、人から話を聞いたり、

あるいは誰かから教えてもらったり、

これまで本当に多くの

「仕事に関するエピソード」に接してきたのですが、

本書はその中から、

「いい話だなぁ……」と思われるものを

寄せ集めたもの。

 

だから書いていながら、

とてもあたたかい気持ちになりました。

こういう仕事は本当に楽しいですよね。

イラストも友人の、押金美和さんに

お願いすることができました!

 

あとは児童養護施設で働く方に取材をしたり、

世界的なダンサーに、

メールでお話をうかがうこともありましたね。

皆さん元気だろうか?

 

仕事の話を書いていていつも思うのですが、

想い通りに、それがうまくいくことなんて、

実際は少ないんです。

 

だいたい私たちは、いろんなことで

理想を打ち砕かれてしまう。

 

でも、「こうすればいいじゃないか」

「こういうことだったら、できるんじゃないか」と、

一生懸命、何かの結果を出そうとした先に

「この仕事やっててよかったな」と思える瞬間がある。

 

それこそ「はたらく幸せ」なんだなと思います。

 

1950年代のアメリカで

「修正液」を発明した女性がいます。

 

彼女はそもそも画家になりたかった人。

でも、夢破れ、タイプライターの打ち手になるのですが、

そもそも得意な仕事でないから、

ミスばかり。

「もう辞めようか」と思いました。

 

それでも、何とか人並みに

褒められるようになりたい。

そこでミスした文字を白い絵の具で消し、

何度も何度も、打ち直すことを続けます。

 

そこでハタと気づく、

この白い絵の具をもっと使いやすくしたら、

皆にも喜ばれるのでは?

 

こうして発明家として成功した彼女。

その稼いだお金で、

最終的には絵画の収集家となったとか。

「夢の叶え方」は、決して1つではないんですね。

 

[夏川の振り返り18]

偉大な冒険者が名誉と汚名を築き上げた日

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10月12日は世界的な記念日、

「コロンブス・デー」と呼ばれます。

かのクリストファー・コロンブスが、

アメリカ大陸に到達した日なんですね。

 

時はいまから500年以上前の、1492年のこと。

最初に上陸したのは、カリブ海の

「サン・サルバドル島」でした。

 

でも、じつはこれほど各国で、

とらえられ方の違っている日もないかもしれません。

 

アメリカやヨーロッパのように、

偉大な冒険家が夢を叶えた

「希望の日」として祝うところもあれば、

中南米のいくつかの国は、

「略奪と侵略が始まった日」として

追悼式をするところもあります。

 

「民族が立ち上がった日」とする国もあれば、

「世界が広いことを知った日」

とする国もあるそうです。

それでもコロンブスがやってきた10月12日が、

歴史を大きく変えた日ととらえていることは

共通しているようですね。

 

その評価はマチマチですが、

成功者として語られる一方で

必ずしも幸福な人生でなかったのが

コロンブスさんです。

 

彼はジェノバ生まれのイタリア人。

商人として

大西洋からアジアに出る航路を開拓したいと、

大きな夢を抱きました。

 

ただ、当時のイタリアは、

ちょうどマキャベリの生きた時代です。

国家は分裂し、決して強くありません。

 

だから彼はスペインを動かしたんです。

イザベル女王を説得して、航海に出ました。

 

そして彼はアメリカ大陸を発見し、

これを最後まで「アジア」の一部と勘違いしていたのですが、

不幸なのはそこではありません。

 

商人として活躍したかった彼がたどりついたのは、

インドでも中国でも日本でもない。

ヨーロッパから見れば未開の文明で、

交易品などたかが知れています。

 

しかもスペインの世界進出は政治的で、

キリスト教とともに国の威光を広め、

ライバル国に負けない強国になることが理想です。

 

だからコロンブスは自身の成果を認めてもらうため、

暴力でもって現地を征服し、

これを植民地にしていく道に

どんどん踏み込んでいってしまうことになりました。

 

そういうことをやっていけば、

最後にはそりゃあ批判されることになります。

結局、彼は植民地の経営に失敗、

犯罪者扱いされ、

二度と冒険には出してもらえませんでした。

貧窮と失意のうえ病気になり、

50代でその人生を終えています。

 

これが歴史を翻弄し、歴史に翻弄された人の末路なのか。

彼の人生は、

「何を成し遂げたか」ではなく、

「何のために成し遂げるか」が大切だ、

ということを教えてくれますね。

 

[仕事ができる人の歴史入門]

スポーツの日は、なくていいのか?

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10月11日、カレンダーを見ると赤くなっています。

休日だっけ?

10月の第2月曜日、

「スポーツの日」というものですね。

 

それって「体育の日」じゃないの?

 

じつはオリンピックを予定していた

2020年から名前が変わっているんですね。

何の意味があるのかよくわかりませんが、

「体育」という言葉は、そのうち死語になりそう。

 

いずれにしろ、今年の10月11日の休日は

カレンダーの表記ミス。

オリンピック開催で今年は7月に移行したため、

本日は平日になっているようです。

 

わかりにくいですよねぇ……(苦笑)

 

そもそも「体育の日」は

10月10日に設定されていましたが、

この日が1964年の

東京オリンピックの開幕式だったんですね。

 

やっぱりスポーツの秋。

日本ではこの時期に運動するのがベストです。

まあ、いまとなっては……ですが、

かつてのオリンピックは

一番気候のいい時期に設定されました。

 

ただ、「オリンピックを観る日」

というわけではありません。

「スポーツを楽しみ、

他者を尊重する精神を培うとともに、

健康で活力ある社会の実現を願う」ための日

というのが、その趣旨。

 

ようは、せっかく秋のいい時期だし、

健康のため、皆と心を通わせるため、

みんなで運動しようよ……という日を

あえてつくっているわけです。

 

だったら、10月に

「スポーツの日」やればいいんじゃないの?

と純粋に思いますよね。

 

オリンピックの行事として、

わざわざ国民が運動するためにつくった日を

潰してしまうことはなかったんじゃないか。

昔はこの日に、

運動会も多く行なわれていましたものね。

 

おそらくは1年にいくつ休日をつくるというのは、

法で定められている事項なのでしょう。

ただ、ここ数年はコロナのお陰で、

「休日」という概念がほとんど機能していなかったのも

事実でしょう。

休んでいる日だけはあったかもしれませんが。

 

必ずしも国で決めることではないでしょうが、

皆で楽しめる「休日」を

社会でちゃんと用意することは、必要かもですね。

 

[効率無視の仕事術]

「むらさき芋」の仕事術

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こちら、産地直送の野菜の中に

混じって売っていたので

面白がって買ってしまいました。

「えい紫」という、紫芋を使用したチップス。

 

見た目、かなりの毒々しさですが(笑)、

上品な甘みですよね。

ついつい手が出てしまう、

なかなかの優れものお菓子です。

 

にしても、さつもいもに混じっての紫芋。

その違いって何なのでしょうか?

 

ようするに種類の違いで、

紫色は赤ワインでお馴染みの

ポリフェノールです。

「アントシニアニン」という

抗酸化物質が大量に含まれているんですね。

 

ただその代わり、多くの種類の紫芋は、

普通のサツマイモより

「甘くない」んだそうです。

栄養をとった代わりに、

味はイマイチというのが、その評価でした。

 

けれども近年の健康ブーム。

アンチエイジングに、免疫力強化にと、

もてはやされるポリフェノールが豊富に含んだ

この「紫芋」の需要をもっと高めようと、

ずっと開発してきたのが

スイーツへの利用だったわけです。

 

タルトだったり、

スウィートポテトだったり。

 

一方でこちらの「えい紫」は、

もともとは焼酎用に改良されてきた紫芋の品種。

 

フルーティな味わいがあるそうですが、

チップスだったら

ジャガイモでオーケーなくらいだから、

あまり甘くなくてもいけるのではないか?

……と。

なるほど、それで上品な味わいに

なっているようですね。

 

興味ある方は、ぜひ食してみては。

値段は400円くらいでした!

 

[公私混同の時間]