虎の学校が日本を変える!?

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先日、古川橋の付近を歩いていて、
「あれ、こんな場所、あったのかな?」と思った場所。

大きな緑の猫、いや、虎なのか?

それにたくさんのスクールバスに
「和」とも「洋」ともとれるような
なんだか不思議な黒い色の建物。
その前にはバスケットコートのある、
小さな「校庭」らしき広場があります。

こちら2013年からこの場所に校舎を移している
「東京インターナショナルスクール」だそうです。

インターナショナルスクール、
つまり、日本人の解釈では、
「日本に住んでいる外国人の子供が通っている学校」
ということですね。

ただ、この「インターナショナルスクール」の概念は、
近年になって大きく変わっていっています、

それはそうですよね。
社会人の世界では、すでに「日本だから」とか
「外国だから」というものはありません。
リアルタイムで世界と日本はつながり、
そんな「開かれた世界」にいるか、
「狭い枠にとらわれているか」で、
仕事上のキャリアも変わってくるわけです。

そんな中で、「日本人には日本人向けの勉強を」
「海外の人には国際的な勉強」を」では、
ますます日本の教育レベルが
世界水準に遅れていくだけでしょう。

この学校は「国際バカロレア資格」を持っており、
高校生であれば、卒業することで
大学入試の試験を受けることができるとのこと。

ただ、日本の多くのインターナショナルスクールは、
小学校や中学校の範疇には含まれず、
そのためここで学んだところで
義務教育を修了したことにならないそうです。
だから「英語塾」と同じようにしか
扱われないところが多いんですね。

とくにこの「東京インターナショナルスクール」は、
Appleと提携した、子供時代からのIT教育も
導入しているとのこと。
本来なら多くの日本の子供に、
そんな最先端な教育は受けさせてあげたいところでしょう。

近年、富裕層の家庭では、
「国際的な児童教育が進んでいる」ということで、
シンガポールの学校に
お子さんを入れる方も増えているとか。

日本の学校離れが起こる前に、
「国際的な学校」と「普通の学校」の
垣根が減るようなことが、もっと起こってほしいですね。

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