「ピンクの月」の秘密

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本日、17日は満月だそうですが、
「ピンクムーン」
と呼ばれる月になるんだそうですね。

「えっ? そうなの?」と外を見ても、
残念ながら曇ってみえませんでした。
なので画像はフリー素材ですが、
残念ながらこんなふうに
本当にピンクの色の月になるわけではありません。

単に「花の咲くシーズンの満月」だから
ピンクムーンと呼ばれるだけ。
月はまったく普通の月になります。

すると、なんとも怪しいネーミングを……と、
すぐに、カップルなどに遊びに出かけてほしい
レジャー産業やら外食産業やらの商業戦略を疑ってしまうのですが、
そうではないらしい。

実はアメリカの先住民たち、
いわゆる「インディアン」が古くから呼んでいた
ネーミングなんだそうですね。

彼らは月の満ち欠けで
1年のサイクルを決めていたこともあり、
毎月の満月を特別な名前で呼んでいます。

1月……ウルフムーン(狼の月)
2月……スノームーン(雪の月)
3月……ワームムーン(芋虫の月)
4月……ピンクムーン
5月……フラワームーン(花の月)
6月……ストローベリームーン(苺の月)
7月……バックムーン(牡鹿の月)
8月……スタージョンムーン(チョウザメの月)
9月……ハーンベストムーン(収穫の月)
10月……ハンターズムーン(狩猟の月)
11月……ビーバーズムーン(ビーバーの月)
12月……コールドムーン(寒い月)
<気象庁・ウェザーニュース公式ページより>

なかなか面白いネーミングの月もあります。
3月のワームムーンは、さすがに話題にもならなかったですね。

にしても4月のピンクと5月の花は、
なんとなくかぶります。
それだけ4月の花はピンクに色彩が強いのでしょうが、
桜の国でない、アメリカの話です。

そんなふうに大地を
ピンクに染める花があるのかといえば、
「アメリカハナズオウ」とか「アイスプラント」とか
結構、ピンクの美しい花が多いとか。
あちらはあちらで
「インディアン式お花見&お月見」を
太古から楽しんでいたのかもしれませんね。

そもそも英語の「エープリル」も、
もともとはギリシャの美の女神
「アフロディーテ」からとられています。
その名はピンクのバラに捧げられていますが、
4月は世界中でそんな月であるようです。

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