「聞く力」と「言ってもらえる力」

毎週配信メルマガ「賢者の会」通信はこちら

超約版・貞観政要』のウェブ広告を
画像には再び紹介しました。

というのもプーチン大統領の他にも、
本書を読ませたい人物が出てきた。
誰かっていえば、金正恩総書記ですね。

とにかく本書は、言ってみれば
「リーダーがいかに人の話を聞くべきか」を説いた本です。
いま、新型コロナが上陸した北朝鮮で、
「ワクチンを提供しますよ」とか『医療支援しますよ』
という周辺国の声を聞かないでどうするんだろう。

ただでさえ医療が脆弱な国なのですから、
下手をしたらペスト流行時の
中世ヨーロッパのような状態にもなりかねない。
大丈夫なんだろうか。

とにかくプーチンもそうですが、
どうも独裁者って、人の言うことを聞きませんよね。

本書、『貞観政要』をバイブルのように使った人に、
今の大河ドラマの主人公・北条義時がいます。
その理由は、いまの放送でよくわかる。
義経に対してずっと
「どうしてこの人、オレの話を聞いてくれなかっただろう」と
思い続けていたのではないか。
だから結局、兄に追われる身となりました。

でも冷静になれば、
私たちにだって思い当たるところはあるんです。

下手に仕事の経験を積んできたりすると、
聞きたくない忠告に耳を塞いでしまう。
結果、「失敗した〜」と思うことは、いくらでもありますよね。

だからこそ広大な中国を支配する皇帝になりながら、
徹底的に部下たちの話を聞き続けた
太宗という人物の稀有さは、
やはり抜きん出ているように思います。

彼が明君になれたのは。
「人の話を聞く力」のおかげで、
「相手から言ってもらえる力」を
必然的に得たことにあると思います。

話を聞かない人に、
誰も何かを教えようとは思いません。
積極的に聞くからたくさんの情報も集まってくるし、
自分自身の改善点も指摘してもらえるわけです。

聞けば聞くだけ、言ってもらえるようになる。
リーダーに聞く力が大切だというのは、
そういうことなんですね。

にしても、失敗していく人を見れば見るほど、
いかに「聞かなかったか」が浮き彫りになる。
人を見抜く手段として、
これはかなりわかりやすいかもしれません。

関連記事

ページ上部へ戻る