クリスマスだから平和を願う

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今日はクリスマスですね。

でも、日本全国、
大雪になっている地方が多いようです。
外出の際は気をつけてくださいね。
幸い、東京は全く雪と無縁になっています。

そこでクリスマスといえば、
たくさんのミュージシャンが、
「この日を機会に平和を」ということで
多くの歌を作っています。
ジョン・レノンが代表的ですね。

画像ではジョンでなく
ポール・マッカートニーの曲のビデオですが、
Pipes of Peace』という曲。

じつは「クリスマスに平和を」と
皆が言うようになったきっかけ、
1914年にあったとされる
「クリスマス休戦」を題材にしているんですね。
ちなみに「パイプス・オブ・ピース」は、
インディアンが休戦するときに、
一緒に吸うタバコですね。

第一次世界大戦の最中、戦っていた
イギリスとドイツの兵士の間で
なされたとされることです。

いろんな「伝説」が残っています。
Wikiにある話だと、
たまたまクリスマスの日の夜、
イギリス兵が塹壕で交戦の準備をしていると、
ドイツの陣から「きよしこの夜」を
歌っているのが聞こえてきた。

それで思わず自分も英語で、
「きよしこの夜」を追いかけて歌ったんです。

すると向こうからもあっちからも
歌が聞こえてきた……。

やがてドイツの将校が銃を置き、
立ち上がって向かってきます。
そして言う。
「クリスマスなんだから、こっちに来て、
一緒に飲まないか?」

戦場によりけりですが、
これで年明けまで休戦になったとか。
実際、交換したお酒やお菓子、
また、一緒にサッカーをして
記念に撮った写真なども残っているそうです。

第二次大戦のとき、ヒトラーは絶対に
「これをするな」と注意したそうですが、
プーチン大統領などは今、
どう思っているのだろうか?

今年を表す一語は「戦」でした。
私も『超約版・戦争論』を出しましたが、
2月に始まった戦争は
残念ながら今日、クリスマスでも続いています。
一生懸命にゼレンスキー大統領が
かけずり回ることになりました。

もう、いい加減やめようよ。
としか言えないのですが、
寒空で過ごしているウクライナの方々に、
いち早く平和を訪れることを祈ります。

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