クリスマスにチキンを食べることを軽く考えてはいけない!?

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24、25と休日だった今年ですが、
例年どおり、
私はずっと仕事をしておりました(苦笑)

まあ業界的にこの時期、
「年内に脱稿よろしくね」とか
「年明けに原稿よろしくね」という
仕事が多いんですね。
忙しいことに感謝するべきなんでしょう。

それでも食べた、このクリスマスのチキン。
かつてはケンタッキーで予約したものですが、
最近は横着して、
コンビニやスーパーで買ったものそのまま。
いつかちゃんとしたものを食べられる日が
来るといいなあ。

まあ、でも、なんでクリスマスに
チキンを食べるのだろう?
キリスト教が根付いていない日本人は、
実際、ピンとこないですよね。
みんなが食べているから食べているだけ。

では、アメリカやヨーロッパで
クリスマスにチキンを食べるかといったら、
食べません(笑)

「今日はイエス様の誕生日なのよ」
「だからご馳走をしないとね」
そんな理由で犠牲になっていただく家畜は、
牛は大きすぎるので、
たいていは羊とか豚とかです。

ニワトリはまあ、普段食べているものだから、
ご馳走の日には、ちょっと格下。
でも「食べるでしょ?」というのは、
ニワトリでなく「七面鳥」なんですね。

確かにクリスマスといえば、
本来は「七面鳥」でしょう。
ニワトリより大きくて豪華な感じになる。

とくに初期のころアメリカに移住した人々には、
羊や豚を飼えなかったので、
「代わりに七面鳥を飼った」という人も
多かったんです。

それを一生懸命に育て、
このクリスマスの日のお祝いのために犠牲になってもらう。
それが1年無事でいられたことへの
感謝の気持ちでした。

ところが日本には七面鳥があまりいないから、
チキンで代用するのが当たり前になった。
それはいいのですが、
いつも食べるものだけに
「感謝の気持ち」が省略されてしまったのは
本末転倒であるわけです。

だから遅いかもしれないけれど、
食べられたことに目一杯、感謝をいたしましょう。

今年もあと1週間、私もラストスパートですが、
頑張って年を越えましょう。

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