夏川賀央・できる人研究所ブログ

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６月を前にして、
我が家の「アジサイ」が咲き始めました。

でも、「隅田の花火」と呼ばれる
このアジサイ。
周りが咲いて、まだまだ真ん中は微妙な感じ。

これから咲くのか？
咲かないのか？

そういえば前にブログで紹介しました。
「ガクアジサイ」と呼ばれる
このタイプのアジサイ。

じつはこっちこそアジサイの原型で、
一般的な球形のアジサイは、
「真ん中が咲かなかったアジサイ」を
改良したものなんですね。

そもそもアジサイの真ん中の部分は、
「中性花」と呼ばれる、
おしべとめしべの混合体。
一般的な花の中身に当たる部分ですね。

でも、そのままでは虫などを呼んで
受粉することができない。
そこで周りに「装飾花」と呼ばれる
匂いを出す飾りの花を散りばめた。

これが「額」のような形だから
ガクアジサイと呼ばれています。

一般的に「アジサイ」と呼ばれる花は、
我が家の咲きかけアジサイのように、
「装飾」だけあって、
中身のおしべめしべがある部分のない花を
意図的に作り上げたもの。

だから受粉能力はなく、
自然の力では生きられない
人工的な植物なんですね。
だから自然現象には案外と弱い。

それでも美しいのが、
アジサイの悲しいところですよね。

まあ、家のガクアジサイは、
そうではないけれど、
果たしてきちんと咲くのだろうか？

ぜひキレイに咲いて、
いい６月を迎えたいですね。