旅立つための最高の日
- 2025/6/3
- できる人研究所

画像、まるで森の中にあるカフェのような
美しい建物ですが、
こちらは千葉県の千葉市にある
「千葉市斎場」という火葬施設になります。
千葉市、といっても、完全に山の中にある感じ。
全体像は模型がありました。
お隣の市の葬儀場から
バスで運んでもらったのですが、
ずいぶんと時間がかかりました。
でも、のんびりとした雰囲気はありますよね。
東京の火葬場で父親を送り出したときは、
もっと急ぎ急ぎでやった記憶があります。
それに比べれば、
故人は快適に旅立てたのではないか。
今日は父親の義理の弟に当たる
叔父さんの葬儀に参列させていただきました。
特別に深い思い出があったわけではありません
同年代の親戚もいたので、
子供の頃は遊びにも行ったのですが、
あまり親密な印象はない。
ただ、自分の父親と違って優しい人だったので、
少し親戚が羨ましい気はしていましたね(苦笑)
そんな優しい方ですから、
むしろ大人になり、父親が亡くなってから、
法事関係で何かとアタフタとしていたときに
ずいぶんとお世話になった気がします。
そんな方が亡くなってしまったとなると、
まったく嘘みたいに思えますよね。
そんなふうに、
これからお世話になった方にお別れする機会は
増えていくのだろうか……。
でも、この6月初めの、天気の良い日。
亡くなってから葬儀になるまで、
ほとんど1日とか2日で、
病院ではなく自宅で往生してからの
葬儀だったとのこと。
大勢の人に迷惑をかけることもなく、
最善の日を選んで旅立ったのは、
なんとなく「らしいな」という気はします。
どんどん歳をとっていく私たちですが、
できるだけ下の世代に迷惑をかけることなく、
気分よく満足して
あの世には旅立ちたいものですね。
叔父さん、お世話になりました……。