「おにぎり100円」の考え方

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セブン-イレブンで、思わず買ってしまいました。
4日間限定の、
「100円おむすび」ですね。

価格帯170円のものは、
サービスしてすべて100円。

それを越えて200円以下は、
150円。
300円以下は200円になるそうです。

嬉しい……というか、
そもそも
「おにぎりって、いつのまにか、
そんなに高くなっていたんだ」
という、
改めて世の中の値上がりに愕然としました。

これが昔のように100円で買えるのですから、
ありがたいといえば、ありがたいですよね。

ビジネスとして考えれば、
ひょっとしたら今どき100円で売ったら、
おにぎり単体だと赤字になるかもしれない。

でも、普通はおにぎりだけで、
ランチなどが終了することはないですよね。

必ず飲み物を買ったり、お菓子を買ったりと、
別の買い物をする。

そこで儲ければいい……というのは、
なるほど、居酒屋の飲み放題と
同じ発想かもしれません。

また、他のコンビニが連立する中で、
いまだけでも優位に立てるなら、
メリットありということなのでしょうね。

こうしてお米が安く食べられるのは、
とてもありがたいのですが、
私はやはり
「国民にとっての一番身近となる穀物が、
高くて食べられない状態になる」
こと自体が大問題だと思います。

量が少なくても、質が落ちても、
「誰でもが買うことのできる商品群」が
用意されてないとまずい。
そうでないと国家の栄養的な危機になります。

逆に「お米が高いなら、パンにすればいい」
なんてことになったら、
すでに「米の地位は小麦にとって
代わられている」という状態であり、
それが輸入に頼っていることが問題となる。

米は高級品と割り切り、
小麦農家を育てる必要があるかもしれない。
そんなこと簡単にできませんよね。

とにかく私たちは、いまの状況を機に、
食料の問題は本当に見直さないといけない気がします。

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