一生懸命に続ければ、必ず門は開かれる!

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「天然のものは正直ですから、
こちらが真を以て一生懸命で向かったら、
必ず門を開きます」

こちら日本で2番目の女性理学博士となり、
お茶の水女子大の名誉教授であり、
「日本婦人科学者の会」を創設した
黒田チカさんの言葉。

じつは8月21日は
「女子大生の日」とされ、
大正2年(1913年)に東北帝国大に
3人の女子学生が合格したことで、
初の女子大学が誕生した日なのだそうです。

その1人が、
のちに化学者として活躍する
黒田チカさんでした。

当時は女性差別もあり、
女性が男性並みに勉強をして、
地位を得ようとすることには、
批判の声もあったといいます。

だから大学へ進学しても、
前途は厳しかったと思いますが、
彼女は教員として働きながら、
科学者への道を貫こうとした方。

大学入学後も研究を続け、
文部省の協力で
英国のオックスフォード大学に留学。

帰国後は理化学研究所で、
紅花の色素や、たまねぎの血圧効果作用などで
成果を残しているそうです。

なんでも「たまねぎおばさん」と呼ばれ、
かつてNHKでは、彼女を主人公とした
ドラマも放映されていたとか。

「女性に科学なんてとんでもない」
と言われていた常識を、
彼女たちは自分たちの努力で
はねかえしたのですね。

じつはチカさんと一緒に合格した
残り2人の女子大生も、
ちゃんと科学者になり、
世の中に貢献しているとのこと。

世のパイオニアになる方は、
やはり覚悟が違います。
見習わないといけないですね。

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