なぜ、子どもの日に「菖蒲湯」に入るのか?
- 2026/5/5
- できる人研究所

5月5日、「子どもの日」ですね。
子どもの日の恒例行事には、
鯉のぼりやら柏餅やらさまざまありますが、
こちらは一足先、
4日の夜に入らせてもらいました。
「菖蒲湯」です。
じつは「子どもの日イベント」の中で、
これが一番大事……というのも、
「子どもの日だから菖蒲湯」ではなく、
「菖蒲だから子どもの日になった」
という話は、以前に書きました。
本来の5月5日は、
中国の「陰陽道」に基づく「端午の節句」。
「端午」とは、5月の初めを表す暦で、
1年に5つある、季節の節目の「節句」の1つ
・人日(じんじつ)……1月7日
・上巳(じょうし)……3月3日
・端午……5月5日
・七夕(しちせき)……7月7日
・重陽(ちょうよう)……9月9日
で、日本では、この節句に、
季節を代表する植物を当てました。
・人日(1月7日)……春の七草
・上巳(3月3日)……桃
・端午(5月5日)……菖蒲
・七夕(7月7日)……笹
・重陽(9月9)……菊
で、5月5日は、「菖蒲の節句」となったのですが、
菖蒲は古くから「菖蒲=尚武」として、
武士たちが縁起担ぎで、お風呂に入れていたりしたもの。
そこで特に男の子たちが、強く育つようにと、
「菖蒲の日→尚武の日→子どもの日」
になったそうです。
むろん、単なる縁起担ぎでなく、
菖蒲湯には、リラックス効果のほか、
血行促進や疲労回復の効果が知られています。
その効果は古代エジプトの時代から
知られていたそうですが、
菖蒲からエキスが出るよりも、
根茎にある「アサロン」や「オイゲノール」などの
香り成分による影響が大きいそうです。
だから風呂に入れる際も、
湯船に入る前に放り込むだけでいいんですね。
できるだけゆったり、
香りを吸い込むようにしましょう。
遠出する人も少なくなっているという
現在の日本ですが、
ゆっくり休むのも、
ゴールデンウィークの素晴らしい過ごし方です。
家で楽しむのに、菖蒲湯は最高ですよ。




