「携帯トイレ」の贈り物

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大量に箱入りで届いたこちら。
誰からかと思いきや、
住んでいる「港区から」だったのですが、
すべて「携帯用トイレ」のようですね。

オリジナルのパッケージをわざわざ作っています。
区のマークに、
東京タワーのイラストまで描かれています。
なかなかプレミアものになりそうな。

なんでも「関東大震災から100年」の
特別なプロジェクトだそうです。

震災のときはこの区も大きな被害を受けていますが、
震災への備えを共有しようということで
各世帯に人数×20個分、
この携帯トイレをプレゼントしてくれました。

よく考えているな、と思うのは、
「ないと困りそうなもの」の代表として
確かにありそうですよね。

別に大地震のようなものを想定しなくても、
ちょっとした地震や落雷なので、
最近は停電や断水が起こります。

港区は国の重要施設のみならず、
ほとんどのテレビ局なども集中している
特殊な地域です。
ですから停電がないようにとは、
かなり気を配っていると聞きますが、
それでも高層マンションの多い区域でもあります。

水が来ない、電気が来ない、
トイレをどうしよう……なんてことは、
一番ありそうな災害時の大問題かもじれません。

たとえば水が流れれば、
雨水を溜めたり、お風呂場の水を保管しておくことで
最悪、水洗トイレを流すことはできる。

でも、排水管が壊れるとどこかで汚水が溢れるし、
それが原因で感染症などが発生することもある。
意外と怖い問題なのです。

だから備えておきたい、この簡易トイレ。
でも、どうやって使うのだろう?

ちゃんと書いてありますね。
便器とかバケツにかぶせ、
あとは凝固剤をかけ、
袋ごと処理するようです。

できれば使う事態になってほしくないものですが、
あればあるほど、いざという場合は、
使わざるをえないのでしょう。
最近は100円ショップなどでも買えるそうですが、
せめて1週間分は、保管しておきたいですね。

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