逆境が人を強くする

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「タフだからこそ日本の力が発揮できる。
この状況を楽しみたい」

こちら、いまや日本のヒーローになっています。

サッカー代表メンバーのゴールを守る守護神で、
スウェーデン戦でもスーパーセーブを連発しました。
鈴木彩艶選手の言葉。

グループリーグ2位突破、
次のブラジル戦が決まった後の言葉ですね。
なんとも頼もしい。

期待してしまうのは、
今のキーパー枠は、おそらく世界でも
トップに入るレベルではないか。

なんせ、あのイタリアの
名ゴールキーパーを生んだ
「パルマ」というチームで、
現在は正ゴールキーパーを務めています。

壁にリバウンドさせて変則的に戻ってくるボールを
次々とキャッチする練習が紹介されていましたが、
まるで漫画みたいでしたよね。

ガーナ人と日本人のハーフで、
アフリカ人由来の圧倒的な
身体能力を持っている彩艶さん。

ただ、最初からこんなに
すごかったわけではありません。
2年前のアジア大会だったか、
「このキーパーで大丈夫か」と、
試合を見ながら思ったものです。

計8失点で、
差別的な言葉もいろいろ周りから
言われたそうです。
なんせ醜いヘイトも横行している
現在の日本ですからね。

これらを逆境にした……というのは、
いかにも武士道的で「日本人っぽい」のですが、
イタリアにわたり、
徹底的にキーパーとしての腕を磨いたとのこと。

意外ですが、それまで英語もダメで、
日本語しか話せなかったとか。

チームの守りの要であるキーパーが、
仲間とコミュニケーションもできないのでは、
仕事が務まるわけもない。
だから英語とイタリア語を学び、
技術のみでなく、試合の流れを俯瞰して
ディフェンダーに指示をして、
ゴールを学ぶ技術を強化していったんですね。

結果的に前代未聞、
セリエAのチームで
正ゴールキーパーの地位を獲得しました。

間違いなく、
いまや日本歴代では最高のキーパーでしょう。
相手は圧倒的な攻撃力のブラジルですが、
楽しみにしたいと思います!

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