心を打つ「食」についての文章……ピザパイの歌

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本日は毎月開催している
リモートの「賢者の会」でした。

すでに紹介しています。
今、現在、皆さんから寄せられている
「旅」についての文章。

これは私が編集し、Noteなどのメディアを使って
皆さんにも公開する予定。
「リモート賢者の会」の最初の成果、
ぜひ楽しみにしてください!

さらに現在、正式なサイト制作も
進めている最中です。
こちらは広く皆で利用できる
コミュニティサイトになればと思っているので
ご期待くださいませ。

で、次の文章課題についても決まりました。

次回のテーマは「食」。
今の賢者の会の最終目標が、
「それぞれが自分の偏愛するテーマについて本を書く」
というものであり、
「食」については、誰しもが何らかの
こだわりを持っているだろう……。

なるほど、それならば面白いかもしれません。

確かに「食べ物」について書いた文章には、
ものすごく心を打つ何かがあったりする。
私にもいくつか記憶があります。

確か、小学校の教科書に載っていた
作品ではなかったか?
『ピザ・パイの歌』という話を
知っていらっしゃる方はいるでしょうか?

調べると、わたりむつこさん、という
絵本作家さんの作品でした。
80を超えた現在も、
活動されている方だそうです。

話はシンプルで、すでにお金もあり、
人生でやることをすべて終えた……という
年老いた夫婦がいる。

このままでは、
じいさんが生きる希望をなくしてしまうと、
おばあさんは、「うまいもの通り」へ
おじいさんを誘うんです。

そこで出会ったのが、初めて見る「ピザパイ」、
じいさんは、
「みそしると白米があればいい」
なんて言うのですが、
仕方なくピザを食べてみる。

すると初体験のその味に、
じいさんは衝撃を受けてしまうんですね。

それから婆さんに内緒に再び何度も訪れ、
お店に頼みこみ、働かせてもらいながら、
ピザの作り方を勉強し始める……。
そんなお話でした。

その当時は、
まだドミノピザやシェーキーズもなく、
冷凍のピザもお馴染みでなかったころ。
小学生の私も、
あまり食べたことがなかった料理でした。
まあ、セレブな家庭は違ったのかもしれませんが。

ただ、当時通っていた水泳教室の帰り道、
三田だったと思いますが、
大きなピザパイが見本のケースに並んでいる
レストランがあったんですね。

子供心に、食べてみたくて仕方がない。
それで水泳教室で、
確か何メートル泳げるようになったらということで、
成果を上げたときに
親に食べさせてもらった思い出があります。

その味は……?
あまり覚えてないけれど、
美味しかったんだろうなあ(笑)

それにしても今も記憶に残る
「ピザ・パイ」の話。
それだけ食についてのことは、
心を打つ力を持っているわけです。

皆さんもぜひ、食べ物について
思うことを書いてみてはいかがでしょうか?
みんなの文章を読むのは面白そうですね。

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