明日が見えないとき、前に進む力を与えてくれる本

「エディターMaikoの読書日記」

タイトル『明日が見えないときキミに力をくれる言葉』
著者:ひすいこたろうさん 発行:SB文庫

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本書は、カーネル・サンダース、出光佐三、マイケルジャクソン、
長島茂雄、ヘレン・ケラー、安藤百福、伊勢神宮、栗田史多、
野村望東尼、高杉晋作らの「生き様」と「名言」の偉人伝。

 

タイトルどおり、
明日が見えないくらいどん底に落ちた時に、希望の光を差してくれるかのような本です。
私自身、付箋を貼ったところは、何度か読み返し、力をもらいました。

 

どの偉人も心に残ったのですが、一番力をくれたのは、ヘレン・ケラー。
「見えない」「聞こえない」「話せない」障害を持ちながらも、
ハーバード大学に入学し、その後は視覚障害者を助けるために、
世界123都市をめぐり、25万人の人たちに直接語りかけて募金を集めたりしていました。

 

ヘレンがここまで頑張ってこれたのは、サリヴァン先生のおかげでもあると
思いますが、障害をバネにして、逆境に打ち勝つヘレンの姿は力強いです。

 

そして、ヘレンにとって、サリヴァン先生はとっても大切な人だということが
こう書かれていました。

 

ある講演会でこう質問される。

 

「あなたは目が見えるようになることを願っていますか?」

ヘレン「いいえ、とんでもない」

そのあとにこうつけ加えました。

「私は、光の中を、ひとりで歩くより、闇の中を友達と歩きたいと思います」
「友がいれば世界は日々生まれ変わります」

 

 

この言葉を読んで、私は心が奮えました。
もし、私がヘレンのような障害があったら、
恐らく「目が見えるようになりたい」と言ってしまうでしょう。

 

ヘレンの目となり、耳となり、口となり、自分の人生をヘレンに捧げきったサリヴァン先生。
ヘレンに、前に進むための活力を、与え続けた方なんですね。

 

サリヴァン先生からは「愛」を勉強させていただきました!

 

本書は、他にも力、勇気、希望を与えてくれる偉人の言葉やストーリーが満載です。
著者のひすいさんのやさしい語り口調、言葉にも癒され、励まされますよ。
元気になれること間違いなし!と、自信を持って言えます。

 

本文には、「力をくれる言葉」付きの写真が何枚か載っており、
今までの文庫では見たこともないようなレイアウトページがあり、
そちらも楽しめます。

 

いろんな意味で勉強になる本だと思いますので、
ぜひ手にとってみてはいかがでしょうか。