8月28日の賢者の会の前に〜文章で人を惹き付ける3つの要素

8月28日の
「第43回・賢者の会」で、
講師をお願いしています。
https://www.facebook.com/events/523272887872979/
恋愛コラムニストであり、
ネットを中心に活躍すライター。
神崎桃子さんの
恋愛サファリパーク』(すばる舎)
という本を紹介します!

51Iuk+uNL+L
そもそも
「ダメンズの女性たちに捧げる
レスキューマニュアル」ですから、
私は読者対象ではありません(笑)

基本的には悪い男性に引っかからないために、
世の女性たちに読んでほしい本
……なんですが、
男性が読んでも面白いです。ホント。

それには恐らくはダメンズの1人として
反面教師になる
……という面もありますが(苦笑)、
やはり桃子さんの語り口ですね。
軽快なエッセイでありながら、
さすが100万PVという技が何となく
あるように感じてしまいます。

28日の「賢者の会」のテーマは、
文章術です。
別に本書のような「女性エッセイ」を書く
ノウハウではありませんが、
それでもこの本から学べることは
結構あります。

3つ紹介しましょう。
第1に「感情を使う」ということ。

これ、私が書くビジネス書や、
歴史の本では、あまり重要視されません。
でも、多くの方が文章によって
気持ちをうったえよう
……と思ったとき、重要ですよね。

「悔しさと怒りで男に文句を言いたい
ことでしょう。
……そうでしょう。そうでしょう」
「『男らしい』など、
この世に存在するのであろうか?
……いや、いない!」

桃子さんの文章を見ると、
こんなふうにエッセイ特有の
「感情の挟み方」が見事なんですね。
これは著者本人の魅力を、
読者に伝えることになります。

第二に表現の巧みさ。

とくに桃子さんが上手いのは、
「比喩」ですよね。
「恋愛サファリパーク」というタイトルも、
「今や恋愛に必要なのは、
女子力などではなく『サバイバル力』」
というコンセプトによるもの。

たくさんの「ダメ男」が、
「観葉植物」とか「バルセロナ」とか
「ガメラ」とか……。
いろいろな表現でたとえられています!

そして最後は「やさしい」ということ。

そもそもダメンズに真面目に対処している
桃子さんも、読んでものすごく
優しく感じてしまうのですが(笑)
それ以上に読者に対する
「やさしさ」ですよね。

「ダメンズを吟味し、裁いていこう!!
そして明るい未来を手にしよう!」

著者として読者にただ何かを言うのでなく、
本の向こうに出ていって、
読んでいる読者の背中を叩いてあげたり、
寄り添ってあげたりする……。

これ、文章でファンをつくるには、
非常に大事なことなんです。
別に巧みな文章術がなくても、
これができるだけで
ブログやSNSへの反応は
変わってくるでしょう。

これ以上は……ぜひ、
28日の「賢者の会」で!
ですが、
私とはまったく違う、
「人の心をつかむ文章術」が学べる
と思いますよ!

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