ビットコインは世界を変える?

編集のお手伝いに
少し関わったこちらの本の紹介。

国際弁護士、石角完爾先生の
ビットコインは「金貨」になる
という本。
朝日新聞出版さんから、
1400円で発売されています。

ビットコイン……って、
どんな認識でしょうか?

恥ずかしながら私は、
本書を読むまで
「投機対象の電子マネー」くらいの
認識しかしていませんでした。

しかし技術的に見ると
・金の採掘と同じくらい、
市場への流入量は安定したもの
・その安全性はブロックチェーン技術によって
完全に守られている

それでも電子上のお金なんて
あまりに脆弱ではないか?

ところがそんなことを言ったら、
現在の世界経済において
銀行の口座にあるお金自体がすでに
電子上のものに過ぎません。

しかも現在のお金は、
「発行している政府」と
「管理している金融機関」の安定性に
価値を依存しています。
これ歴史的には何度もその価値を
ひっくり返されてきたものなんですね。

本書はこのビットコインを
「貨幣の歴史」からさかのぼっています。
かのローマ帝国に象徴されるように、
貨幣価値の低下は、
何度も国家を衰退させてきました。

それに対抗するため、歴史上では何度も
「政府に支配されない通貨」が
生まれてきています。

ビットコインのような通貨は、
まさに「各国政府の状勢に支配されない、
世界共通の安定した通貨」になる
可能性もある……ということなんですね。
なるほど広い視野から見た本書は、
これからの世界を予測する
一つの指標になりそうです!

何より衝撃だったのは、
いま世界では
「銀行振込の手数料」をなくす方向に
動いている……ということ。

だってバカにならないですよね。
仕方ないから口座振替をしたり、
ATMでお金を下ろすのに、
いったいいくら月に
お金をとられているのか……。

ところがビットコインの
ようなものが主流になると、
手数料という概念がなくなってしまう。
そうなると銀行は一体どうなるか?

これだけでも
「経済が大きく変わる可能性がある」
ということはわかるでしょう。
興味のある方は、手に取ってみてください!