夏川の振り返り7〜『なぜ、仕事ができる人は残業をしないのか?』

過去の本の振り返りを定期的に行なっていますが、

私の7冊目の本は、現在でも代表作になっているものです。

『なぜ、仕事ができる人は残業をしないのか?』

という本。

出版社はSB(ソフトバンク)クリエイティブさん。

のちに文庫化されただけでなく。

PHPさんからムック化でも発売されました。

あわせて一体、どれだけの部数を稼いだのだろう?

輝かしい実績でした。

 ☆

ただ、本の内容は、じつは誤解されていることも

多くあります。

当時から「ムダなのでは?」と

思われていた残業時間にメスを入れ、

時間管理のノウハウを新しく説いた本。

……と、いうわけではありません。

働き方革命は、まだ世で叫ばれる前でしたが、

当時、大きくイメージ転換されつつあった

「仕事ができる人」の考え方を

特徴的に示唆した本だったわけです。

 ☆

・なぜ仕事ができる人は残業をしないのか?

・なぜ仕事ができる人は、

 上司の言うことを話半分にしか聞かないのか?

・なぜ、仕事ができる人は

 メールの返信が早いのか?

・なぜ仕事ができる人は異性に優しいのか?

・なぜ仕事ができる人は

 交通費請求をマメにするのか?

・なぜ仕事ができる人は案外と悪口を言うのか?

・なぜ仕事ができる人は。スパッと会社を辞めるのか?

それぞれ明確な理由があったし、確かにあれから10年、

そんな人が役員に出世したり、

新しく会社を立ち上げたりしてきた。

「自分らしさ」を主体に仕事をする人の、

特性のようなものがここにはあったわけです、

 ☆

ただ、その後、東日本大震災があり、

空前の不景気があり、またSNS時代に、

コロナと続いている……。

「仕事ができる人」の傾向的な特徴は、

これから大きく変わるでしょう。

 ☆

今ならば、どんなことがあげられるだろう?

情報に強いことはもちろん、

自らが魅力的な発信者であるべきでしょう。

この変化の激しい時代についていくには、

興味の幅が広くなくてはいけない。

世界を知り、行政の思考を読むことは

このコロナの時代に生き抜く1つの条件にもなっています。

さらに健康管理ができることに加え、

アナログな読書だって必要不可欠な要素になりそう……。

 ☆

なるほど、コロナが明けてから、

私のようなビジネス書作家がまずやるべき仕事は、

「新しい仕事ができる人の条件」を

きちんと確立することかもしれませんね。