シフォンケーキの秘密

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こちらは先日、スターバックスでの打ち合わせ。
考えてみれば、
新型コロナでの行動制限がかかってから、
すっかりこういうのがなくなっていました。
ケーキのある打ち合わせ……。

まあ男性1人じゃあまり、食べませんものね。

ひょっとしたら2年ぶりくらいだろうか。
スタバでシフォンケーキを食べる幸せを
私も味わうことができました(笑)

ところでですが、
シフォンケーキって、一体何なのだろう?

当たり前のように食べているケーキですが、
考えてみれば「シフォン」って一体何だ?

調べると「絹織物」とあります。
なるほど、女性が着ている
フワフワした薄い感じの上着を
「シフォン」と言うんですね。

でも、それがどうしてケーキに関連するのだろう?

じつはシフォンケーキというのは、
アメリカで生まれた歴史の古いお菓子。
1927年にロサンゼルスの保険営業マンが発明した
フワフワしたケーキが発端なのだそうです。

その人、ハリー・ベーカーさん、
という方だったそうですが、
あまりにフワフワしているから
「シフォンケーキ」と名づけられ、大評判になります。

場所がら、ハリウッドの芸能人たちが、
「これ、美味しい!」と口コミで評判を伝えることで
有名になっていったんですね。

ベーカーさんのもとには、
パーティの主催者にレストランにホテルにと、
さまざまなところから注文が殺到しました。

ただ、ベーカーさんがレシピを公開しなかったため、
その作り方は「長年の謎」とされていたのだとか。

晩年になり、その製法をベーカーさんが
食品会社に売ったことで、
はじめてその秘密が明らかになった。

これが「生地に油を入れる」という
簡単なことだったそうですが、
その結果、さまざまなお菓子屋さんやカフェで
このケーキが売り出されるようになったそうです。

ちなみに真ん中を空けて焼くのは、
シフォンケーキでなく、
「エンジェルフードケーキ」という
もっと古いケーキの製法だとか。
こっちが有名になったことで
いつのまにか融合してしまったそうですね。

世の中何が流行るか。
その中で何がロングセラーとして残っていくのか。
本当にわからないものですが、
100年近く残るものを世に発明したのは、
なかなかスゴいことでしょう。

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