「中秋の名月」とはなんぞや?

毎週配信メルマガ「賢者の会」通信はこちら

今日は中秋の名月の日。
いわゆる「十五夜お月さん」の日ですね。

残念ながら台風なども来ていますが、
早朝の東京上空は、今、見たら
青空も見えていました。

ちゃんと今回は満月の月になるそうなので、
期待しておきましょう。

でも、そもそもこの中秋って何なのか?
……ですが、
旧暦の8月15日に対する
中国の呼び方だそうです。

この日を「中秋節」といって、
満月を見ながら家族団欒をする
習慣があったそうです。
ちょうど収穫も近づく時期ですからね。
実りを祝い意味もあったのでしょう。

新月になる1日から15日目なので、
日本では「十五夜」と言われました。

大体、正月から年末まで
日本の年中行事というのは、
同じパターンで根付きます。

1 元は中国のしきたり
2 平安時代に貴族が取り入れる
3 江戸時代になって庶民化

平安貴族がいかにヒマで、
儀礼をすることで熱心だったか。
江戸時代がいかに平和で
庶民に余裕があったか。
そんな日本史の流れを象徴していますが、
「お月見の習慣」も江戸になって
みんなが団子を食べて
楽しむようになったんですね。

ちなみにちょうどこの時期は
「里芋」の収穫期でもあるので、
場所によっては団子だけでなく、
芋の煮物を備えたりして
「芋名月」という呼び方をするそうです。

卵を入れるより、
本当はこっちのほうが縁起物か。
ぜひ食べておきたいかも。

どういうわけか最近、
近所では古い家が取り壊されているところが多く、
いたる所が空き地になっています。
するとそこには
必ずススキが生えているんですよね。
気づいたら本当に秋っぽくなっていました。

 

関連記事

ページ上部へ戻る