皆が彼に勝たせてあげたかった!!

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ワールドカップ、結局、最高の終わり方をしました。

リオネル・メッシ選手、
5度目のワールドカップにて、
ついにアルゼンチン代表を優勝に導きました。

35歳、おそらくは最後のワールドカップ。
誰もが史上最高の選手と理解し、
誰もがそのプレーに憧れ、感動させされた。

だいたいテレビでプレーを見るだけでも、
この人だけは何か別格だと思う。
私も彼が10代の頃からプレーを見ていますが、
バルセロナで本当に
最高の選手になっていく軌跡が楽しみだった。
たぶん「同じ時代に生きていたことを喜ぶべき』という、
本当の意味でのスーパースターなんでしょう。

でも、たくさんの賞を取りながら、
ワールドカップの優勝だけは
手にすることができませんでした。

誰もがその努力を知っていたし、
誰もがその苦しみを知っていた。
だから多くの解説者やライバル選手さえ、
「彼に優勝してもらいたい」と語っていましたね。

ずっとメッシ選手が率いる
アルゼンチンが勝てなかった理由に、
「皆がメッシに頼りすぎる」
ということがあったと言われます。

チームの中に1人、宇宙人がいる。
これ、どう扱っていいかわかりません。
そもそもアルゼンチンでほとんど過ごしていないメッシを
批判する声すらあった。
結局、「凡人は天才を生かせない」ということで、
ずっとこのチームは頂点に立てなかったわけです。

ところが今回は、
アルゼンチン代表も違っていました。

35歳ですでにピークを過ぎたメッシ選手に対し、
仲間はほとんど彼に憧れて
サッカーを始めたような若い選手ばかり。

そんな中で「自分たちが優勝したい」ではなく、
「彼を一度でいいから、優勝させてあげたい」
という一団となった願いが、チームを支えていたわけです。

それがわかるから、
今回はメッシも普段はやらないデフェンスなども頑張って、
90分+30分+PK戦と、最後まで走り回った。

テレビ越しではありますが、
伝説の瞬間を見れて、本当によかったです。
感謝したいですね。

もちろんフランスもよく頑張ったということで、
この感動をもって
明日からは仕事を頑張ろう(笑)

ちょっと喪失感が大きいかも……。

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