「狐の嫁入り」の正体は?

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本日の夕方、うちの近くでは
天気なのに雨が降っていました。
最近は、そんな日が多いですよね〜。

ざっと降ってくれると
本当なら涼しくなってほしいものですが、
湿度が上がるばかりで、
むしろ暑くなることがほとんど。

今日も雨のときに外出していたのですが、
濡れる水量よりも、汗のほうが多かったのではないか。
以上に蒸し暑い状態になっていました。

「お天気雨」にも様々な種類があるようですが、
たいていは雲が小さくて、
気温には影響を与えないことがほとんど。
だから雨が降った日は、
暑さに備えたほうが、今は正解かもしれません。

この天気雨について、
よく「狐の嫁入り」ということが言われます。

晴れているのに雨が降っている。
異常な現象を「怪異」ととらえたそうですが、
狐はそんなふうに雨を降らして、
人間が家に退散した時間をねらって
結婚式を行なうのだとか。

とくに天気雨は山の麓で降ることが多かったから、
地上に雨を降らして、
山の上で狐たちが婚礼をする……と。
そんな日に山へ登るのはタブーとされたそうですが、
なるほど、
なかなかロマンチックな発想ですよね。

まあ、「コンコンと雨が降るから」なんていう
駄洒落もあったそうですが、
画像は先日、やはり雨が少し降ったときの
空の模様。

何やら「進撃の巨人」を彷彿させるような
人型の大きな雲が追いかけてくる雰囲気だったので、
思わず写真に撮ってしまいました。
こんな雲が見られたなら、
「狐の悪戯」なんて考えるのも
確かにうなづけるかもしれません。

ちなみに基本的に「お天気雨」というのは、
「縁起がいいもの」とされたそうです。

婚礼を終えた狐たちですから、
祝福をもたらしてくれるということか。
「何かいいことが起こる前兆」と
とらえることが多かったとのこと。
虹が出たりすることも多いですからね。

ならば私たちも
「暑い〜」なんて不満を言わず、
幸せの予感を感じるようにしましょうか。

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