何をもって「信じられる情報」を見抜くか?

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先日、友人から、
「パソコンが大変なことになった、
どうしましょう!!」
という連絡がありました」

皆さんには経験ないでしょうか、
何かサイト上の広告などに触れてしまったとき
突然、ブザー音のようなものがなり、
パソコンが動かなくなります。
そして画面上にメッセージ。

「パソコンがウイルスに関連しました。
セキュリティのため、
あなたのパソコンをロックします!
解除するには、ここに連絡ください……」

これ、詐欺なんですね!

私も経験したことがありますが、
パソコンが動かなくなるのは、
出口のないウェブサイトに誘導されてしまったから。
実際にはパソコンにウィルスなど入ってしないし、
正常に機能しています。
だから再起動すれば、元に戻ります。

これが、うっかり電話番号に連絡すると、
「ウィルス駆除するから」と
高い料金を請求されたりする。
友人は電話をかけてしまったのですが、
英語で話しかけてきたから、
怖くなって切ってしまったようです。
無事でよかったですね。

私がセーフだったのは、
たまたま「そういう形の詐欺がある」ということを
ニュースで知っていたから。
知らなかったら、
あるいは引っかかることもあったかもしれません。

最近よく「迷惑メール」に入っているのに、
「マイナポイント第2弾」のお知らせがあります。

「あれっ? 1弾はもらったけど、また何か貰えるんだ」

そんなふうに、うっかりアクセスすると、
個人情報を持ってかれる恐れもある。
これもニュースで知っているから気づいているのですが、
知らないとヤバいかもですね。

最近は情報がネット化し、個々人が知りたい情報しか
収集していない傾向があります。
だから「世間で起こっていること」にうといと、
こうした隙間をついた詐欺に
引っかかる可能性もある。
情報時代の盲点をついていますよね。

こうした詐欺が流行するのも、結局私たちが、
「世間のこと」に無関心なことに
大きな理由があるのかもしれません。
気をつけないといけないな、と思いますよね。

今は「怪しい情報」を見つけたら、
まずはネットで検索をかけるのが一番かもしれません。
誰か先行で被害を受けた人が、
危険を知らせていることがよくあります。

あとはSNSやメールリストからの情報ばかりを
あまり鵜呑みにしないこと。
私は仕事がらクセになっているのですが、
必ず情報を比較検討する癖はつけたいですね。

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