仮装をするのは、目立たなくするため!?

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画像は最近の目黒駅ですが、
天井からぶら下がっている、たくさんのカボチャ。
31日はハロウィンですね

Googleでも「ハロウィン」と検索すると、
お化けがたくさん飛び回る
エフェクトがかかりました。

そんな楽しい日ですが、
ニュースでも見た限り、渋谷辺りでは
かなり本気で騒ぐ人を規制しようとしています。
路上飲みも不可能になっているそうなので、
もはや楽しみのであれば、
素直にお店に行ったほうがよさそうですね。

そもそもハロウィンで仮装するのは、
目立つためでなく、
「目立たないようにするため」という話があります。

古代ケルトでは、大晦日だったこの日。
死者の国と生者の国を分ける門が開き、
迷える死者たちが
生者の国へ溢れてくるとされているとか。
日本のお盆のようなものですね。

その中には、ゴースト(幽霊)であったり、
悪霊であったり、魔女であったり、
ゾンビやら各種モンスターやら、
出くわすとヤバいものが含まれている。

仮に出くわしたとき、
人間だとバレないように、
「ああ、あなたも向こうから来ているんですね」と
やり過ごすために、
皆が仮装をするわけです。
ようするに「お化けよけ」という意味なんですね。

ということは、
テレビのヒーローの仮装をしたり、
妖艶な衣装をするのは逆効果。
同時に「目立つこと」だって
本来は避けるべきことになります。

もちろん、ハロウィンには
「収穫祭」の意味もあり、
当初はカブだったようですが
カボチャを食べるのも自然の恵みに感謝するため。

ですから日本でも、
農家や酪農家や漁業の方々に感謝し、
ちゃんと旬の食べ物を食すのが
正しいハロウィンの考え方になるわけです。

ともかく、せっかくのお祭り日です。
人に迷惑をかけないように、
楽しく過ごす日にしたいですね。

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